H31新設保育所紹介、第6回は「東三国かいせい保育園(淀川区)」です。

なお、「大阪市内で平成30年秋以降に新設・開所する保育所等を集約しました」に一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

ストリートビュー・基本データ・周辺環境

基本データ
仮称東三国かいせい保育園
住所淀川区東三国6-4-23
開所予定日平成31年4月1日
予定定員90名(6/12/12/20/20/20)
設置・運営法人(株)成学社
ホームページhttps://hoiku.kaisei-group.co.jp/upload/news/files/201809higashimikuni.pdf

東三国かいせい保育園は淀川区東三国6-4-23に設置されます。東三国中学校・東三国小学校の南正面です。真向かいと言える場所です。

土地は旗竿地状で、以前は駐車場がありました。周囲は民家等に囲まれています。ここは古い戸建て住宅が非常に多く、大阪市の外縁部でよく見られる街並みです。

現在は基礎部分の工事が進められています。順調に進んでいる様子です。

最寄駅は地下鉄東三国駅です。徒歩7分ほどでたどり着きます。保育所経由で梅田等へ通勤できる場所です。

土地の広さや形状等を見る限り、敷地内に地上園庭は設置されないでしょう。屋上園庭も厳しいと感じます。

園庭代わりに利用されるのは、少し北にある十八条東公園でしょう。非常に広く、遊具類も豊富です。大勢の園児が同時に遊ぶことが出来る、恵まれた公園です。

運営法人・設置予定地域の保育事情

東三国かいせい保育園を設置・運営するのは、(株)成学社です。本部は大阪市北区にあります。「開成教育グループ」として、数多くの学習塾を運営しています。

その一環として近年、保育所の運営も行っています。大阪市内でも数多くの「かいせい○○保育園」があります。

また、本保育所の近くには「かいせいプチ保育園 東三国園(地域型保育)」があります。母体園の一つとなると同時に、本保育所へ優先入所ができる「連携施設」となるでしょう。

保育所等への入所を考えるにあたり、地域型保育事業は「3歳児から別の保育所を探さなければならない」という点がネックとなり、第1希望者が少ない状況が続いています。

しかし、優先入所できる連携施設が近隣にあれば、3歳児からの保育所探しに掛かる負担が大きく軽減されます(優先入所枠にも限りがあります)。

東三国地域は入所希望者に対して保育施設が少ない状況が続いています。淀川区は平成30年度一斉入所における1歳児待機児童数が市内最多であり、その多くは東三国を含む淀川区北東部で生じています。

開所初年度から数多くの世帯が第1希望とするのではないでしょうか。また、かいせいプチ保育園東三国園を希望する方も増えそうです。

なお、待機児童問題が深刻な吹田市からの入所を考えている方もいるかもしれません。残念ながら、少なくとも0-3歳児は大阪市内からの入所希望者で充足してしまうでしょう。4-5歳児でしたら市外から入所できるかもしれません。