2026年度大阪市保育所等一斉入所申込が迫ってきました。9月4日から申込書配布、8日に募集予定人数公表&申込面接予約開始、10月1日より申込受付開始というスケジュールです。
こうした時期だからでしょうか。我が家がお世話になっている保育園では見学希望で訪れる方を頻繁に見かけます。
園によって違いはあるでしょうが、お世話になっている保育園では午前(9時や10時からが多い)と午後(14時や15時が多い)の2回に分けて見学を実施しています。園長や主任保育士が案内役となり、園庭での外遊びや保育室での室内遊びを観て回ります。所要時間は1時間程度です。
一方で見学対象から外しているものもあります。給食や午睡です。どちらも保育所等で死亡事故が起きやすい時間帯です。保育士は気を遣います。見学者がいると園児の注意力が散漫となってしまいます。園活動に支障が生じるどころか、園児の生命に直結するリスクとなります。
在園児の保護者に対しても「食事中や午睡中のお迎え等は極力避けて欲しい」と言われています。諸事情でお迎えの時間が日中となってしまう場合は先生に給食や午睡の正確な時間(年齢・クラス・時期によって少しずつ異なる)を質問し、園活動に支障が生じない時間帯にお迎えに行く様にしています。
見学する時間帯は午前の早め、もしくは午後の遅めの時間を個人的にお勧めしています。こうした時間帯だと登降園する保護者の様子も一緒に観察できるのです。
保育所等での人間関係は園児同士、園児と保育士、そして保育士と保護者が基本的です。ただ、他の家庭と登降園する時間帯が一緒になると自然と挨拶や話をする様になる保護者も現れます。中には気が合い、クラスが違うのに家族ぐるみの付き合いになる事もあります。
反対にびっくりする様な保護者もいます。とある保護者(父親)は真夏でも常に長袖を着用しているのですが、袖の奥に艶やかな模様が見えました。子供同士の関係性に口は出しませんが、保護者同士の付き合いでは少し距離を置きたくなりました。
保育所等によって保育内容や雰囲気、園児や保護者の属性(傾向)は大きく異なります。保育所等に関する見学が最も重要なのは言うまでもありませんが、子供と同じ時間を過ごす他の園児や保護者の様子も観察してみて下さい。
