こうした事態を受けてか、2014年10月に事件が発生した関西サロン(淀川区東三国4)及び関東サロンを閉鎖しています。

関東サロンと関西サロン、閉鎖致しました

長いあいだキッズスタディオンの活動の中心としてきました 関東サロン、関西サロンにつきましては、
活動を停止したことで明け渡しすることとなりました。
関西サロンは10月15日に、東京サロンは10月31日に、それぞれ家主様にお返しいたしました。
(以下省略)

http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201411010000/

同法人は2003年2月に新潟県で認証を経て設立されました。
定款には医療・子育て等に関する活動が記載されています。

 (1)保健、医療または福祉の増進を図る活動
(2)社会教育の推進を図る活動
(3)子どもの健全育成を図る活動
(4)前各号に掲げる活動を行う団体の運営または活動に関する連絡、助言または援助の活動
http://www.pref.niigata.lg.jp/kenminseikatsu/1356763508323.html

「ズンズン運動」とは、乳幼児の首や背中を曲げる施術でした。
逮捕された理事長は「対面抱っこ」としていました。
生後数ヶ月でいつ何が起きてもおかしくない乳幼児にこの様な施術を行うのは、見るだけで恐ろしいです。
具体的な内容や育児論等をまとめた内容が書籍として発売されています(参考:どんな育児トラブルもこわくない!奇跡の対面(ついめん)抱っこ)。


同法人ホームページより

大切なお子様を亡くされた不幸で痛ましい事件であると同時に、こうした背術の危うさを痛感しました。
どの様な療法・施術を受けるかを乳幼児は判断できません。
仮にこうした類の施術等を受ける場合は、乳幼児の様子を特に注意深く観察し、少しでも異常やおかしな様子に気づいたら即座に施術を中止させるべきでしょう。
また、こうした行為が必要だと感じたら、医師・柔道整復師・マッサージ師といった国家資格を有する者が勤務する施設において、十分な相談や説明を受けてから行うべきでしょう。
自分で意思表明できない乳幼児では尚更です。