大阪市内で3年ぶりに麻疹(はしか)の感染者2人が確認されました。他人に感染させる可能性がある時期たる5月22日18時半から20時にかけて天王寺ミオ本館7階を利用していました。

 大阪市では、令和5年6月6日(火曜日)に市内医療機関より、ある患者の麻しん(検査診断例)の届出があり、当該患者が感染可能期間に大阪市内の施設を利用し、不特定多数の方に接触していることがわかりましたのでお知らせします。

本発表は、当該患者と接触した方が麻しんに感染している可能性があるため、広く情報提供するものです。

1 患者概要
20代 女性 1名
主な症状:発熱、咳嗽(がいそう)、発しん、鼻汁
(注)患者及び患者家族等の個人情報については、プライバシー保護の観点から本人等が特定されることのないよう、格段のご配慮をお願いいたします。

2 経過
令和5年5月23日(火曜日) 発熱
令和5年5月24日(水曜日) 咳嗽(がいそう)、鼻汁
令和5年5月25日(木曜日) 発しん
令和5年5月26日(金曜日) 市内医療機関を受診
令和5年6月6日(火曜日) 市内医療機関より「麻しん(検査診断例)」の届出

3 患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性がある施設と日時
施設 天王寺ミオ本館7階
日時 令和5年5月22日(月曜日)18時30分から20時まで

上記の施設を利用した方で、利用後3週間以内に麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、すみやかに受診してください。

4 麻しんの症状等

麻しんは、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。 これらの症状が現れている間は、咳や鼻水に麻しんウイルスが出るので、免疫のない人に感染させてしまいます。

https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenko/0000568207.html

天王寺ミオはJR天王寺駅に直結した施設です。私もしばしば利用します。本館7階はレディス・コスメ・雑貨フロアです。

https://www.tennoji-mio.co.jp/floor/detail/7

同フロアを利用した翌日から発熱し、3日後には発疹が生じました。

麻疹は非常に感染力が強い感染症です。新型コロナの非ではありません。感染経路は空気感染です。

麻しんの感染経路、感染力は?

空気感染(飛沫核感染)が主な感染経路です。麻しん患者が咳やくしゃみをすると、周囲に麻しんウイルスを含んだしぶきが飛び散り、しぶきが乾燥してウイルスがしばらく空気中を漂います。このウイルスを含んだ空気を吸った人たちに感染する恐れがあります。その他に飛沫感染、接触感染もあります。

感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています(インフルエンザでは1~2人)。不顕性感染(感染はしても発症しない=症状が出ない)はほとんどなく、感染した人の90%以上が発症します。

周りへ感染させる期間は、症状の出現する1日前(発しん出現の3~5日前)から発しん消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)とされています。

https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/measles/measlesqa/mashinqa1/

この日やこの時間帯に天王寺ミオや天王寺駅を利用した方は、くれぐれも気をつけて下さい。もしも体調に異変等が生じたら、早急に医療機関を受診して下さい。

なお、もう1人の感染者は不特定多数へ感染させるリスクが低い為、詳しい内容等は明らかにされていません。