申請してから9日が経過し、ようやくお米PAYおおさかの「給付決定のお知らせ」が届きました。

【3/31追記】大阪府に電子お米クーポンを申請→9日後に給付決定通知

大阪府子ども(子育て世帯)に対する食費支援事業について、給付を決定しましたので、通知します。

1.対象者
 ○○ ○○(申請番号:略)
2.給付物品
 米またはその他の食料品
3.給付物品の受取方法
 ※「給付物品受取サイト」についてはシステムメンテナンスのため、【令和5年3月30日(木)午前2時~午前6時】の間はサービスを停止いたします。ご理解いただけますようお願いいたします。(以下省略)

ここから先が長いです。これほどユーザーの利便性を全く考えていないサイトは近年珍しいです。

まずは「給付物品受取サイト」にアクセスし、(メールに記載されている)にクーポンIDを入力します。ワンクリックでクーポンIDが入力されるリンクをメール内に記載しないのか、理解に苦しみます。

遷移した画面で「お米PAYおおさか」を受け取ります。

特に驚いたのは次です。申込者の名前・電話番号・メールアドレスの入力を求められます。利用者情報はクーポンIDと結びついている筈です。二重入力そのものです。

その後、チャージコードが画面に表示されます。

次はスマホに「regionPAY」アプリをインストールします。大阪市プレミアム付商品券2022を利用した方でしたら、同じアプリを利用出来ます。ここから地域追加→「お米PAYおおさか」と追加します。

表示されたチャージコードをアプリへ入力します。

無事に完了したら、利用可能ポイントが表示されます。

この作業は複雑です。クーポンID、名前・電話番号・メールアドレス、チャージコードの入力を求められました。

届いたメールに記載されているURLをクリックする(もしくはQRコードを撮影する)だけで、regionPAYでのチャージを完了する様な設定は考えられなかったのでしょうか。

「お米PAYおおさか」事業は申込時に本人(子供)と保護者の身分証明書の写しを要求されるなど、煩雑な手続が必要でした。それに加えてチャージする段階でも複雑な作業が必要とは思いもしませんでした。

呆気にとられました。自治体DX事業が批判されるのも当然です。もっとマイナンバーカードやスマホを有効利用して下さい。