平成27年度保育所一斉入所申込状況分析、第20回は募集数変更後の東成区を取り上げます。
なお、募集数変更前の分析は下記をご参照ください。
【H27保育所一斉入所申込分析】(16)東成区

11月28日に発表された数字に基づています。
※今年は認定こども園も同時に発表されており、分析対象に含めています。

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募集数や申込数が変更された保育所は黄色で網掛けしています。
昨年(平成26年度)と比較して入所倍率が0.3倍以上増加した箇所はオレンジ、逆に0.3倍以上減少した箇所は水色で、入所倍率が2倍を超えている箇所は赤で表示しています。
なお、申込があるにも関わらず募集数が「0人」の箇所は、便宜的に倍率を99.99倍としています。

東成区では下記の様に募集数が変更されています。
今里保育園:1歳児16名→10名、2歳児3名→2名、3歳児5名→2名、
小市保育園:1歳児29名→28名
東成山水学園:1歳児19名→13名、3歳児10名→9名
東中本保育所:1歳児18名→9名
【H27一斉入所・重要】天王寺・浪速・西淀川・淀川・東淀川・東成・生野・旭区のH27保育所募集数等が変更されていますより

これにより、1歳児の募集数が22人減少する等の大きな変化が生じています。
1歳児の募集数が減少している保育所は地下鉄緑橋駅・深江橋駅・新深江駅・今里駅を囲むエリアにあり、このエリア内の全保育所で減少しています。
この地域や周辺地域にお住まいで1歳児申込みをされている方には極めて影響が大きくなっています。

同エリア内に限定すると1歳児の申込数と募集数は概ね均衡していて、エリア全体では待機児童は発生しない様に見えます。
しかしながら、同エリアの西側には、1歳児入所倍率が極めて高い北中本保育所・中本保育所があります。
入所できない1歳児が確実に発生し、第2希望以下で同エリアの保育所を記載している方が少なくないでしょう。
であれば、同エリアや周辺地域で保育所へ入所出来ない1歳児は、更に募集数減少分が加わる可能性が高いです。