以前に「Kindleキッズモデルはオススメしにくい」という記事を投稿しました。主に画面サイズの小ささや解像度の低さを指摘した内容でした。

【11/30追記】既存モデルも「Amazon Kids+」加入可能に、「Kindle キッズモデル(新)」はオススメ!

その後に既存モデルでも「Amazon Kids+」へ加入できる様になり、ますますKindleキッズモデルをオススメする意義は低下していました。

しかしながら、今回発売された新製品は全く違います。欠点が大幅に解消されました。子育て世帯に満を持して勧められます。

昨日新たに発表された「Kindle Paperwhite」は画面サイズが6インチから6.8インチへと大型化され、解像度も167ppiから300ppiへと細分化されました。

Amazon、「Kindle Paperwhite」新機種3モデル USB-Cになり画面も大きく
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2109/22/news081.html

https://amzn.to/3u4bExp

同時に「Kindle Paperwhite キッズモデル」も発表されました。従来モデルの欠点を大幅に解消しています。

新登場 Kindle Paperwhiteキッズモデル

・ゲーム、動画、広告などはなく、読書に集中できる。読書のためのデバイスだから、安心して子どもに渡せる
・大きく、紙のような読み心地のディスプレイ。反射をおさえているから目に優しい
・16階調グレースケールの6.8インチディスプレイを搭載。1回のフル充電で最大で10週間利用可能
・1,000冊以上の子ども向けの本が1年間読み放題。1年間のAmazon Kids+利用つき

Kindle Paperwhite キッズモデル

6.8インチディスプレイは最上位機種たるoasisの7インチに匹敵します。見やすさはほぼ同一でしょう。

旧モデルの6インチサイズと新モデルの6.8インチの大きな違いは、「コミックやフォント固定文字の読みやすさ」です。

kindleはフォントサイズが自由に変えられる小説等と、変えられないコミック等があります。小さな画面ではどうしても後者が読みづらいです。また、解像度が低いモデルでは、細かな絵や字が潰れてしまいます。

oasisと比べて価格も抑えられています。キッズモデルは16,980円です。決して安い買い物ではありませんが、子供向け書籍の1年間読み放題権利と長く使える電子書籍リーダーの組み合わせと考えればお得感があります。

ただ一つの欠点は保存容量です。8GBモデルしかありません。読み放題書籍や小説等を読むだけなら十分ですが、コミックを読み出すと早々に容量が足らなくなります。

うちの子が使っているKindle(小説等が約50冊、コミックが約150冊)と確認した所、約14GBを利用していました。8GBモデルだと全く足りません。

旧モデルとは異なり、新モデルは素直に勧められます。キッズモデルに、お子様が何度も読むような電子書籍を組み合わせると尚良いですね。

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