大阪府の5月9日の新型コロナウイルス感染確認者は874人、死者19人でした。
まだまだ極めて高い水準です。マスク着用や外出自粛を徹底し、感染予防に気をつける必要があります。
一方、感染者数が減少に転じているのも事実です。実は5月3日から7日連続で1週間前の同曜日の値を下回っています。
また、重症者は5月4日に449人に達した後、5月9日の403人へと減少し続けています。
大阪府では4月19日に知事が緊急事態宣言の要請を決定し、25日に発出されました。19日から約3週間、宣言に伴う効果が現れる時期です。
まだ全く油断はできません。ただ、数字を見る限り、大阪府の第4波はピークアウトした可能性があると推測できます。
しかし、緊急事態宣言が解除される見通しはまだ立ちません。重症者数シミュレーションを見る限り、6月下旬でもステージ3のままです。
場合によっては、緊急事態宣言が7月も継続される可能性が否定できません。ワーストケースではオンライン授業が夏休みまで続きます。
休業要請等は途中で緩められると思いますが、まだまだ我慢の日々は続きそうです。