2020年3月31日、平成31年度(2019年度)もあと数時間で終わります。今年度も多くの方に拙い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
思い返せば、今年度ほど政治に左右された1年は覚えがありません。少し振り返ってみます。
令和改元から始まった今年度、6月にはG20大阪サミットが行われました。大阪市内の保育所等や学校が休園・休校となり、困った家庭も少なくありませんでした。
10月には消費増税と幼児教育・保育無償化が実施されました。3~5歳児の保育料は無償化された一方、新たに給食費の実費負担等も生じました。
また、同時期に行われた一斉入所募集では0歳児・1歳児・3歳児の申込数が顕著に増加し、待機児童問題が深刻化した自治体・地域もありました。
2月からはコロナウイルスの大流行が始まりました。全国各地の保育所等や学校が感染予防に追われました。
お世話になっている保育所や学校には、様々な場所にアルコール消毒液が置かれています。「てあらいしよう!」というポスターも無数に貼られています。
そして、3月からは学校の一斉休校です。一方的かつ唐突な休校に多くの子育て家庭が悲鳴を上げ、子供の居場所探しに苦労しました。
振り返れば「怒濤の1年」でした。
ここ数年で積み上げてきた「子育て支援・待機児童対策」が雲散霧消してしまった感があります。大阪市内の状況を冷静に考えたかったものの、そうした余裕が無くなってしまいました。
本当は3月上旬に掲載したかった「一斉入所の結果集約」もまだ手つかずです。4月中には掲載したのですが、できるか全くメドが立っていません。
同時期に多くの方から結果を寄せて頂いたのですが、十分な返事が出来ていないのを心苦しく感じています(ごめんなさい)。
明日からは新年度が始まります。コロナウイルスへの警戒がより厳しくなり、子供を取り巻く様々な活動により大きな制約が加わるでしょう。
入園式や入学式は予定通りにできるのでしょうか。そして、学校は再開できるのでしょうか。
前途多難な1年になりそうです。少なくとも当面は「非日常」が日常化するでしょう。
明日以降もコロナウイルスに関連する内容が増えてしまいます。本当はもっと年度替わりにあたって参考になりそうな内容を掲載したのですが、なかなか難しいです。
明日も子供を中心に回る生活がやってきます。様々な心配や不満はありながら、目の前の課題を片付けていくしかありません。
気が重い新年度が始まります。今後もお世話になります。よろしくお願いします。