保育所生活と切っても切り離せないのが「病気」です。
インフルエンザや水疱瘡等の重い病気から、風邪・中耳炎・結膜炎等の比較的軽い病気まで、ありとあらゆる病気をもらってきます。
予防接種等で症状を軽減できる病気もありますが、全てではありません。
登園前や降園後に病院や診療所(病院等)へ通う日々が多くなるでしょう。
保育所で子供の体調が普段とは異なる場合、出席ノートや視診表等に記入されていたり保育士さんから口頭でその旨を伝えられるケースが多いでしょう。
長年に渡って数多くの子供の保育に携わってきた保育士さんの感触は信頼できます。
経験上、そうした場合は「できるだけ速やかに医者に診てもらう」のを鉄則としています。
保育所に入所して以来、通院した回数が多い診療所順にどの様な病気にしばしば罹っていたか振り返ってみます。
【1.耳鼻咽喉科】
言わずとしれた「中耳炎」です。
ピーク時はほぼ毎日、年間トータルで80回ほど通院していたと思います。
病状が長引いたのを反省し、鼻水が出始めたり体温が38度近くの場合は危険信号と捉えてまめに診て貰う様にしています。
鼻水を吸い出して耳の状態を確認して貰うだけでも安心感がありました。
【2.小児科】
39度以上の高熱を発した場合に診て貰っていました。
通院したのは年間で10回ほどでしょうか。
特にインフルエンザが疑われる場合にお世話になりました。
【3.整形外科】
園内で遊んで打撲等を負った場合にお世話になりました。
ピーク時は週3回ほど通院しました。
大きくなって活発に外遊びをするに従って怪我をする危険性が高くなり、通院頻度が増すでしょう。
【4.皮膚科】
食品アレルギー検査を行ったり、肌荒れが酷い場合に診て貰いました。
ピーク時は毎週の様に通院しましたが、最近はお世話になる様な症状が出ていません。
【5.眼科】
夏場にプール遊びを行う時期に保育士さんから「目やにが多いので眼科で診て貰って下さい」との指摘があり、受診しました。
指摘通りに結膜炎が発生していて、頂いた目薬を挿して完治するまで通院しました。
【6.休日急病診療所】
休日や深夜に病状が急変した際に頼りになるのが「休日急病診療所」です。
大阪市内に7か所あります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
40度近い高熱を発したり耳の痛みを訴えた際にお世話になりました。
なお、大阪市全域や周辺自治体からも患者がやってくる中央急病診療所は混んでいる事が多い様子で、数時間待ちもしばしばでした。
子供のかかりつけ医的な存在となる身近な診療所。
どこに通院するかあまり情報が得られない場合はどうすれば良いのでしょうか。
無難なのは近所の口コミ情報でしょう。
保育所に「○○科の場合、どこへ通院する園児が多いでしょうか」と訊ねるのも良い方法だと思います。
また、大阪府が運営している「大阪府医療機関情報システム」を利用し、近所の診療所や病院を検索する方法もあります。
経験上、耳鼻咽喉科と小児科へ通院する頻度は飛び抜けていました。
新しく保育所へ入所される場合、入所してまもなく耳鼻咽喉科や小児科に通院する事になる場合が多いでしょう。
こうした際に慌てない為に、少なくとも両診療科は通院先の目星を付けておくのが良いと思います。