遂に10連休が明日から始まります。
「今週末から改元にともなう10連休。うれしい反面、困る人も。その対策とは?」を、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」が特集しました。
特に子育て世帯に関する部分を中心に、要旨をご紹介します。
【医療について(毎日新聞・野田武)】
・4月30日、5月1日、5月2日に開ける病院が多い
・診療を行う医療機関は、厚生労働省ウェブサイトに掲載されています。
・救急は普段の休日と同じ体制
・子供の病状等は全国一律電話「#8000」(基本的に夕方~翌朝)で相談できる
・大人の病状等は「#7119」(東京・埼玉)へ
・薬が切れた場合は、各自治体の当番医を受診する(各自治体のウェブサイトに掲載)
・開いている医療機関は少ない、軽症者は受診を控える配慮も【保育について(ジャーナリスト・猪熊弘子)】
・サービス業や医療従事者は休みにくい、特に4月30日~5月2日が問題
・10連休中は子供に30回もご飯を食べさせなければならない
・認可保育所の休日保育はほぼ締め切っている
・これから預けるならベビーシッターや認可外が候補に
・保育料が給料以上になる事も
・子供が普段行き慣れていない場所に行く、心配な部分もある
・10連休中は妻が出勤し、夫が育児を担うことも
・ネット上の情報を過信せず、ソースに当たる
・家族に育児を任せるときでも、十分に準備をする
・近場で保育所友達と過ごす事も
・近所で十分、子供との関わりを
・水の事故が多い、危険なアウトドアにチャレンジする時は万全の装備や準備を、無理しない
・支援が必要な子供は大変
・学校や保育所しか十分な給食を食べられない子供もいる、非常に心配
・栄養格差が拡大する懸念が、子供食堂の利用も
・近所のお子さんの様子も気をつけて欲しい【10連休明けの不登校(不登校新聞・石井志昂)】
・10日も休みがあると、誰だって学校へ行きたくなくなる
・連休明けは新学期の疲れがどっと出てくる時期
・5月は運動会や中間テストが怖いという話も
・学校が苦しい子は、身体からSOSサイン(頭痛、腹痛、ベッドから動けない)が出る
・本人から「学校を休みたい」という言葉は殆ど出ない
・「休みたい」と言ったら、限界ギリギリのSOS
・親がドクターストップを出す勇気も
・フリースクールや不登校の親の会がある、詳しい人に相談を
・学校の先生は来てくれる子を見るプロ【リスナーからのお手紙等】
・医療過疎地は休日診療を行っている病院が非常に遠い
・障害児を預かる放課後デイサービスも休みが多い、本当に大変
・小売で働いている母子家庭なので、子供を知人に預かってもらったり、無理に仕事を代わってもらったりしている
・みんなが同時に休む弊害
・より生活が苦しい、頼れる家族がいない人、支援が必要な人ほど、困ってしまう
・画一的な休暇で煽りを受けている
10連休、本当にどうなってしまうのでしょうか。心配9割、楽しみ1割です。
なお、公園遊び等で疲れない限り、当ウェブサイトは10連休中も随時更新する予定です。初日から疲れ果てそうですが。
30回もご飯を食べさせなければならないということで、つくりおきメニューのレシピブログさんで、簡単に作れる朝昼晩のメニュー10日分なんてコーナーがありました。
https://mariegohan.com/13654