【地図付き】保育所別入所基準点について（平野・東住吉・住吉・住之江区）

（これまでの保育所別入所基準点一覧表・地図）
１．東淀川・淀川・西淀川
２．旭・都島・北・福島・此花区
３．鶴見・城東・東成・中央・西・港区
４．生野・天王寺・阿倍野・浪速・西成・大正区

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最終回は南部、平野・東住吉・住吉・住之江区を取り上げていきます。

【平野区】

基準点が最も高い園で145点であり、全区的に入所しやすい状況にあります。
比較的基準点が高い園は近畿道や国道479号線の沿線に多く集まっています。
一方、著しく低い園は区境付近に見受けられます。
パート勤めの方であっても容易に入所できるでしょう。

基準点・平均点が高くない園の場合、共働きフルタイムで入所すると周囲から浮いてしまう恐れがあります。
保育園は幼稚園ほどにお母さん同士の付き合いが濃くないと言われますが、それでも多少は気に掛かります。

【東住吉区】

「北高南低」が東住吉区の傾向です。
基準点が195点と著しく高い2園が区最北部、近鉄北田辺駅付近にあります。
阿倍野区からの入所者も多いのかもしれません。
この2園の除くと、基準点は145点以下の園ばかりです。
駅からの距離との関係も見出せません。
東住吉区は入所保留率が9.9%と市内で最も低く、最も入所しやすい区の一つと言えるでしょう。

【住吉区】

「西高東低」が住吉区の傾向です。
南海・JR阪和線の間に基準点が165点以上という5園が集まっています。
新規入所者数が極端に少ない為に基準点が高くなっている園がある一方、入所希望者が多くて基準点が上がっていると考えられる園もあります。
たとえば住吉保育所は定員120人に対して新規入所者数は2人となっています。
市が公開したデータが誤っているか、それとも本当に募集者数が少なかったのか、どちらだったのでしょうか。

西部と比較して東部は基準点がやや低くなっています。
平均点ベースで見ても東側になるほど低くなっており、やはり西高東低と言えるでしょう。
特に矢田駅周辺から南東部に掛けてはより低くなっています。
なお、一部の新設園は基準点が不明となっています。

【住之江区】

「住ノ江駅・北加賀屋駅付近が人気」です。
南海住ノ江駅前には区内で最も基準点が高い公立御崎保育園があります。
駅前・定員少な目（90人）・病後児保育を行っているので人気の理由でしょうか。
また、地下鉄北加賀屋駅南部の2園の基準点が高いのは、市中心部への通勤の利便性が高いからでしょう。
一方、利便性が高い場所であっても、上記人気園の隣接園の基準点は大きく下がっています。
基準点が人気園に満たなくても、隣接園ならば比較的容易に入所できるでしょう。