【H31新設保育所紹介】(15)あけぼのほりえこども園（西区）

H31新設保育所紹介、第15回は「あけぼのほりえこども園（西区）」です。

なお、「大阪市内で平成30年秋以降に新設・開所する保育所等を集約しました」に一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

ストリートビュー・基本データ・周辺環境

あけぼのほりえこども園は、大阪市西区北堀江4-2-9に設置されます。大阪市立中央図書館のすぐ北です。

利便性は非常に良い場所です。地下鉄長堀橋駅まで徒歩2分です。長堀鶴見緑地線で心斎橋方面に、千日前線でなんば方面へ移動できます。

この場所には大阪市立こども文化センターが設置されていました。これが西九条に移転しました。

その跡地には、大阪市立堀江幼稚園を民営化・こども園化した施設が移設される段取りとなりました。なお、市立堀江幼稚園の跡地は、同小学校の校舎増築用地として利用されています。

2月下旬の時点では、園舎は既に完成していました。

暖かみのある園舎です。

大きな中庭に、木材で作成された大型遊具が設置されています。園庭・外構部分の工事がもう少し続きそうです。

周囲にはタワーマンションが多く、保育所の新設は待望だったでしょう。

あけぼのほりえこども園で特に指摘すべきなのは、恵まれた周辺環境です。

すぐ南には、大阪市立中央図書館があります。大阪市内では最大級の図書館です。こども向けの蔵書もふんだんにあります。

こども園として利用する事もあれば、降園途中に家庭で立ち寄る事もあるでしょう。

また、すぐ西には土佐公園があります。

広い広場と遊具があります。こちらもこども園・家庭で利用する機会が非常に多くなりそうです。

運営法人・設置予定地域の保育事情

あけぼのほりえこども園を設置・運営するのは、学校法人あけぼの学園です。

本部は豊中市にあります。豊中市内で数多くの幼稚園や保育所等を運営しています。豊中市外では初めて運営する施設となります。

こども園が設置される西区は、保育所等へ入所するのが大阪市内で最も難しい区の一つです。

特に西長堀駅周辺はファミリー向けのマンションが数多く建築され続け、極めて入所しにくい地域でした。

ただ、平成30年4月に数多くの保育所が新設されて定員が大幅に増え、今春も以前より入所しやすくなりました。

【H31保育所等一斉入所申込分析】(3)西区／申込数が大幅減少！昨年よりやや入所しやすいか

とは言え、あけぼのほりえこども園には数多くの第1希望者が殺到しました。中間発表時点では、0歳児1.17倍、1歳児2.5倍（保育士あり）、2歳児2倍（保育士あり）、3歳児1.33倍という高倍率でした。

非常に恵まれた立地や環境であり、来年度以降も数多くの入所希望者が集まると考えられます。