もしも園児が遊んでいる時間帯に園庭へ落下していたら、重大な事故が起きていました。

保育園に米軍の航空機からの落下物か 沖縄 宜野湾

7日午前、アメリカ軍普天間基地の近くにある沖縄県宜野湾市の保育園で、屋根に物が落ちる大きな音がして職員が確認したところ、アメリカ軍の航空機からのものと見られる落下物があるのが見つかりました。けが人はいないということで警察などが調べています。
宜野湾市などによりますと、7日午前10時20分ごろ、宜野湾市野嵩の「緑ヶ丘保育園」で、屋根に物が落ちる大きな音がして職員が外に出たところ、筒状の物が屋根にあるのを見つけました。けが人はいないということです。

警察によりますと、筒状の物は長さおよそ20センチ、直径およそ7センチほどで、「US」などと書かれていたということです。音がしたのはアメリカ軍機が上空を通過した直後で、警察などはアメリカ軍機からの落下物と見て調べています。

保育園はアメリカ軍普天間基地からおよそ300メートルの住宅街の一角で、滑走路の延長線上にあることから軍用機が頻繁に上空を通過しているということです。

緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長はNHKの電話取材に対し、「当時、子どもたちは物が落ちた建物のすぐ隣にある園庭で遊んでいた。上空はアメリカ軍機の飛行ルートになっていて、いずれこういうことが起きると思っていたが、まさかという思いだ」と話していました。
小野寺防衛相 「アメリカ側に照会していきたい」
小野寺防衛大臣は、防衛省で記者団に対し「まだ詳細はわかっていないが、保育園ということなので、われわれとしては事実の確認をしっかりしていくとともに、アメリカ側に照会をしていきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171207/k10011249491000.html

保育園に円筒落下 米軍機の部品か 沖縄、けが人なし

 7日午前10時20分ごろ、沖縄県宜野湾市野嵩2丁目の普天間バプテスト教会付属緑ヶ丘保育園の屋上に、ガラス製とみられる円筒が落下した。円筒には「FLIGHT REMOVE」と英語表記のラベルがあり、米軍機から落下した可能性がある。

【拡大写真】保育園に落下した円筒。「FLIGHT REMOVE」との表記がある

 円筒は高さ15センチほどで直径10センチほど。8人ほどの1歳児が遊んでいた部屋で屋上から「ドン」という音が響き職員が確認した。落下した物体は熱を帯び、化学薬品のような臭いがしたという。けが人はいない。

 保育園は米軍普天間飛行場の野嵩ゲートから東側約300メートルの住宅地にあり、落下当時62人の園児と職員11人がいた。

 神谷武宏園長は「屋上で落下物に近づくと熱のもわっとした感じがあり、化学薬品のような臭いがした。園庭では子どもたちが遊んでいた。一歩間違えれば大変なことになる」と恐怖を語った。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/180714

落下物が見つかったのは、沖縄県宜野湾市にある「緑ヶ丘保育園」です。

同保育園は米軍普天間基地の北東約300メートルの場所にあります。滑走路の延長線上にあり、米軍航空機が日常的に飛んでいたそうです。

(以下、追記します)