大阪市H30一斉入所に掛かる希望保育所等の追加・変更・順位変更に関する手続は、平成29年11月20日(月)が締切です。順位をどうするか、最後まで悩む方もおられるでしょう。
中には来春4月の開所が間に合わず、開所予定日を延期する保育所も公表されています。こうした保育所に関してメールを頂きました。
北区で平成30年4月に開園予定だった明の守中崎町保育園が6月開園に延期になりました。平成30年2月2日に保育園への入園が決まった後に、開園が延期されたり取りやめに なったケースなどはありましたでしょうか?
明の守中崎町保育園の開所延期は、11月11日に北区役所から入所希望者へ発送されたそうです。手紙を受け取った方が慌てている様子が伝わってきています。
また、みくに保育園(淀川区)・くじら保育園天王寺園・千代崎ポプラ保育園(西区)などの開所延期が発表されています。
開所を延期する保育所等が更に発表されないか、気になっている家庭は多いと思います。希望変更を締め切った跡や、内定通知が発送される直前になって延期が発表されてしまうと、4月以降の生活に大きな影響が出ます。
直近の事例では、新福島ちどり保育園の開所が5月15日へ延期されました。希望変更を締め切った後の発表だったので、大きな混乱と招いた恐れがあります。
平成27年には新町第二保育園の開所が4月から6月へ延期される旨が発表されました。希望変更期間中だったので、順位等を変更された方も少なくないでしょう。
ここ3年ほどの記事等を振り返った限り、内定通知が発送された後に開所が延期となった事例は見つかりませんでした。しかし、希望変更を締め切った後の事例はありました。
重要なのは現地調査と入札公告
では、これから開所が延期される可能性がある保育所等はないのでしょうか。調べる方法はあります。
一つは現地調査です。多くの保育所等を見てきました。新園舎の建築・内装工事等が完了するまでに概ね5-6カ月程度が必要だと感じています(ビル内の改装は2-3カ月)。
来年4月開所から逆算すると、10月中に工事する必要があります。11月以降に着工しても間に合わないとは言い切れませんが、工期に全く余裕は無いでしょう。
区役所や運営事業者へ電話で質問するのも良い方法です。ただ、区役所は公式に発表されている内容以上の事柄はなかなか教えてくれません(仕方ないですが)。運営事業者も同じです。
もう一つは大阪市が公表している入札公告です。保育所の整備に対しては大阪市から補助金が交付される事から、入札公告が行われています(公共事業と同じですね)。
大阪市は公告している法人名や内容等を公表しています。確認すべきなのは「入札予定日」と「再公告」という部分です。
入札予定日が遙か先に設定されている法人は、まだ工事業者が決まっていません。一度目の公告・入札で業者が決まらなかった事を表す、「再公告」「入札申込期間延期」という文字も見えます。
入札日から計算すると、来年4月の開所に間に合うかどうか、ある程度の予想は付きます。原材料の高騰・人手不足を背景に、入札が予定通りに進んでいない法人が目立ちます。
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