H29新設保育所紹介、第4回は「中崎町かいせい保育園(北区)」を取り上げます。

基本データ
仮称中崎町かいせい保育園(北区)
住所大阪市北区中崎西1丁目28-3、31(地番)
大阪市北区中崎西1丁目7-38??(住居表示)
予定定員70名(0歳児6名・1歳児11名・2歳児11名・3歳児14名・4歳児14名・5歳児14名)
施設3階建?(3階部分に大規模園庭あり?)
設置・運営法人株式会社成学社
電話番号06-6136-7576(保育事業室)
ホームページhttp://hoiku.kaisei-group.co.jp/

中崎町かいせい保育園は地下鉄中崎駅の北側すぐに設置されます。旧済美小学校跡地に建設されたザ・パークハウス梅田からは目と鼻の先です。済美公園からは徒歩1-2分程度でしょう。

建設予定地は時間貸し駐車場として利用されています。大阪市内で新たに保育所を建設する場合、こうした駐車場敷地を利用するケースが多くを占めています。

敷地はほぼ正方形という良形です。広さもある事から、余裕のある園舎が建設されそうです。何らかの形で園庭も設けられるのではないでしょうか。

屋外園庭として利用される可能性が高いのは、上述した済美公園です。滑り台・ブランコ等の児童遊具があります。園児が遊ぶには十分な広さがありそうです。保育所からは裏通りを歩いてたどり着けるので、移動時の安全面は問題ないでしょう。

保育所周辺は都島通等の大きな通りが幾つも広がっています。神山交差点から北へ延びている道路が全通したら、更に交通量は多くなるでしょう。しかし、保育所自体は一本奥まった所にあるので、園舎の目の前を車が頻繁に行き来する心配はなさそうです。

同保育所の入所者で一定割合を占めそうなのは、2012年に小学校跡地へ建設された大型マンションの入居者です。当時は保育所不足・待機児童問題の深刻さが広がりつつある時期でした。保育需要の更なる増加は容易に推測できました。

跡地の一部を保育所等の用地としてプールしておけば、この地域でもっと早く保育所が開設され、多くの子育て世帯が助かったでしょう。大型マンション建設に伴う保育需要増加・公有地の重要性、視点が両方とも欠落していたとうかがえます。

設置・運営するのは株式会社成学社です。主に受験指導の予備校を経営しています。大阪市内ではかいせいプチ保育園(小規模保育施設)を、豊中市内にて知育型保育園「旭丘かいせい保育園」(認可保育所)を運営しています。

北区は保育所へ入所しにくい地域です。特に梅田に近い中崎町駅周辺は、大型マンションが次々と完成する一方、保育所は新設されていませんでした。小規模保育が設置されているとは言え、保育を必要とする子供の数に全く追いついていません。

同保育所は新設初年度から多くの申込が集中すると予想されます。周辺の小規模保育施設の卒園児も集まりそうです。設置場所・敷地面積、都心部に設置される新設保育所としては何れも好条件です。

追記:10/8に説明会実施

10月8日(土)10時~11時に、同社2階会議室(大阪市北区中崎西3-1-2 開成梅田ビル)にて説明会を実施します。詳細等は同社ウェブサイトをご覧下さい。

また、大阪市のウェブサイトに案内チラシが掲載されています。

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