H29新設保育所紹介、第6回は「茶屋中津保育園(北区)」を取り上げます。
基本データ | |
仮称 | 中津茶屋保育園(北区) |
住所 | 大阪市北区中津3-3-4? |
予定定員 | 129名 |
施設 | |
設置・運営法人 | 社会福祉法人山の子会 |
電話番号 | 0797-23-2324(開園準備室) |
ホームページ | http://www.ashiya-chaya.com/ |
中津茶屋保育園は北区中津三丁目に設置されます。「茶屋」という名称ですが、MBSやロフトがある茶屋町とは関係ありません。本部がある芦屋市内の地名に由来するものでしょう。梅田(茶屋町)からはJR梅田貨物線(地下への移設工事中)の反対側となるので、少し距離が感じられます。
設置予定場所は大阪食肉会館の隣、阪急中津駅のすぐ前です。いや、正確には斜め下と言える場所です。ただ、改札口はホーム東側にしかないので、西側にある保育所からは少し距離があります(徒歩1-2分程度ですが)。
道路一本を挟んで、阪急京都線・宝塚線・神戸線の高架橋があります。梅田-十三という最も電車本数が多い路線にあたり、頻繁に電車が行き来しています。特に阪急京都線の下り電車が通過する時は、大きな騒音・振動が感じられました。
また、阪急高架下やその付近は工場街・倉庫街となっています。業務用車輌の行き来も多く、登降園には細心の注意が必要でしょう。
設置場所は以前まで専門学校のバスケットコートとして利用されていました。コートは完全に撤去され、地盤部分の工事が行われていました。
園庭の有無は不明です。工事状況から推測するに、地上園庭が設置される可能性は低いでしょう。周囲を古い戸建て住宅・マンションに囲まれているので、屋上園庭が設置される可能性も高くないと感じました。
徒歩2-3分の場所に広大な中津中央公園・市立北スポーツセンターがあります。遊具は滑り台・ブランコしかありませんが、運動会が開催できるほど広場があります。公園で遊んでいる児童が少ないのか、遊具の足元に草が生い茂っていました。
なお、奥に見えるのはJR梅田貨物線を通過する特急電車です。JR梅田貨物線・阪急各線・国道176号線が交わる重交通の要所です。
中津中央公園には銀杏の木がたくさんありました。銀杏拾いができたら園児が喜ぶでしょう(後片付けが大変ですが)。
設置・運営するのは社会福祉法人山の子会です。本部は芦屋市にあり、兵庫県内で保育所・小規模保育を運営しています。
北区は保育所へ入所するのが容易でない区の一つです。しかし、地域によって大きな違いがあります。本保育所が設置される中津地域・西部の大淀地域・最北東部の長柄地域は概ねフルタイム共働きが目安となる反面、中崎町・天満等の区南東部は更に高い点数が必要な保育所が少なくありません。
中津地域では近年、クオリスキッズ中津三丁目保育園(小規模保育)・ぴっころきっず中津(小規模保育・来春設置予定)が設置されています。中津地域のみならず、梅田周辺の居住者の利用を見込んでいるのでしょう。
北区全体として保育所等が増える反面、地域間の違いがますます生じてしまいそうです。
なお、上で触れた通り、設置場所は阪急高架の斜め下とも言える場所です。入所を検討している方は必ず現地を見て、周辺環境や騒音・振動等を確認して下さい。
10/8・10/22に説明会を実施します
中津茶屋保育園の入園説明会が10月8日(土)・10月22日(土)に中津福祉会館にて行われます。希望される方は予約の上、ご参加下さい。