昨年末から話題になっていた地域限定保育士試験が、法案成立後に大阪府等にて実施される予定となっています。

平成27年通常国会提出の「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案」に基づく地域限定保育士試験について、大阪府においても実施する予定としていますので、お知らせします。

・地域限定保育士について
 「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案」において、資格取得後3年間は、試験を受け資格を取得した自治体内のみで保育士として働けることとなる「地域限定保育士」(正式名称:国家戦略特別区域限定保育士)となるための試験制度を新たに創設することとしています。
 地域限定保育士資格の取得後、3年を経過すれば、全国で通用する「保育士」として働くことができます。

・地域限定保育士試験実施予定自治体
   大阪府、神奈川県、沖縄県、千葉県(対象地域:成田市)で実施予定
    ※ これらの地域以外に住所を有する方も受験が可能です。

※詳細については、「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案」の成立状況を受けて公表します。

http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=19361

「国家戦略」と「地域限定保育士」という言葉の組み合わせ、どうしても違和感を覚えてしまいます。
保育士不足の解消が期待される一方、従来の試験や専門学校を得て資格を取得した保育士との差異、保育士の待遇・過剰労働・離職率の高さ等は依然として気になるところです。

お世話になっている保育所においても、昨年度末(数日前)に数人の先生が辞められました。
4月から他の保育所にて働く方、しばらくは子育てに専念する方、充電期間として休養に充てる方、選択は様々でした。
少し寂しい新年度の始まりとなっています。