大阪府は「子ども食費支援事業(第4弾)」の詳細を公表しました。
子ども食費支援事業(第4弾)
https://www.osaka-kodomoshien.com
申請受付は2025年6月2日~9月1日まで、お米クーポン等の使用期限は11月30日までです。対象となるのは18歳以下の子供(平成19年4月2日以降生まれ)及び妊娠中の方です。
米価高騰を受け、配布されるお米クーポンは1人5,000円から7,000円へと増額されます。しかし、増額幅はまだ小さいと感じています。
米価高騰前は5,000円分のクーポンでお米10kg以上が購入できました。しかし、現在は7000円分のクーポンでは10kgすら買えません。備蓄米も難しいです。
とは言え、お米の消費量が激しい子育て世帯にとって、お米クーポンの配布は助かります。お米5kgを2週間も経たずに食べ尽くしてしまうのが現状です。子供の人数分のクーポンで1カ月以上の消費量に相当するお米を購入できます。
ここ1-2年で子供に関する様々な諸費用が急激に値上がりしています。食費は勿論、学用品や塾代も値上がりしました。でも、保護者の所得はついていきません。賃上げが行われたとしても、扶養している子供の人数はほぼ加味されません。
お米クーポンは単発では無く、今後も定期的に配布して欲しいぐらいです。子供にご飯を食べさせるのは、保護者のみならず社会としての義務です。
なお、クーポンが配布される翌月には参議院選挙が行われます。府政の一部であるお米クーポンと国政には直接の関係はありませんが、「大阪府で実施したお米クーポン事業を全国でも」との主張は展開されそうですね。

