今日2024年1月17日は阪神大震災から29年です。
令和6年能登半島地震を受け、我が家でも防災対策を見直しました。「防災グッズの見直し」と「避難行動の見直し」です。
震災前から防災グッズは準備していたのですが、更に下記の物を追加(予定)しました。
能登半島地震では改めて水道の重要性が浮き彫りとなりました。少なくとも災害発生日に一夜を過ごせるだけの「飲料水」は不可欠です。
簡易トイレは以前から準備していましたが、更に積み増ししました。
離乳していない乳幼児がいる家庭には不可欠です。災害が発生しなければ、外出時に使用して消費できます(出先にお湯・粉ミルク(スティックタイプ)・ほ乳瓶を持っていくのは手間が掛かります)。
通信網の断絶も大きな問題でした。スマートフォンで複数キャリアが利用出来れば、通信できる可能性が増します。スマートフォンでドコモとauが利用出来る様に設定しました。大阪市内の複数箇所では心持ちドコモよりauの方がデータが流れやすいと感じました。
物を動かすのに有効です。災害時はすぐに消防は来てくれません。自力救済するしかありません。
温かい食事を食べるにはガスコンロが有用です。冷たい食事は体力を消費します。誰でも食べやすいのがカレーです。普段使いもできます。
大阪での大災害が起きる場合、より深刻なのは「真夏」です。冬場は着込んで寒さに耐えられます。しかし、真夏の暑さには耐えられません。停電が長期化すると生死に関わります。
バッテリーで動く扇風機があれば、多少の涼しさは確保できます。こちらも普段使いが出来そうです。
学校や保育所等→自宅→実家へ避難も
大きな災害が発生した際、基本的にはその場で留まる様にと子供達には伝えています。学校や保育所等ならば、適切な避難行動を行うと期待しています。学校は避難所を兼ねているので、十分な食料備蓄等もあるでしょう。
様子を見ながら子供達を迎えに行き、自宅に籠城する予定です。新耐震基準を満たした建物なので、倒壊はしないと思いたいです。
が、能登半島地震の様に甚大な被害が発生、各種インフラが長期に渡って麻痺する状況となると話は別です。飲料水や食料に事欠き、学校や保育所等が再開するメドが立たない状態です。
大阪は劣悪な環境下に置かれるでしょう。感染症が流行し、治安も悪化します。子供達が生活するには不適です。
我が家は実家が離れた地域にあるので、何とか避難させる算段をしています。が、鉄道は期待できません。JR・私鉄・地下鉄等が全て止まるとは思いませんが、被害が深刻な路線は運休が長期化します。阪神大震災時の東灘・芦屋付近を思い出します。
早期に再開した鉄道ないしバスを乗り継いで大阪を脱出できれば、何とか実家へ辿り着けます。
20キロ程度(大阪市役所から芦屋市・高槻市・枚方市・生駒市・高石市)ならば徒歩で脱出する事も考えています(ベビーカーを動かせるのが前提)。
https://www.stat.go.jp/data/e-census/2009/kakuho/pdf/osaka_k.pdf
コロナ禍でソーシャルディスタンスが叫ばれていた中、「少し外の空気を吸いに行こう」と称して子供と一緒に10kmは歩いた経験があります。あれから4年近くが経過したので、更に歩ける様になっている筈です(代わりに親の体力が落ちていますが)。
災害時には様々な判断を一度に迫られます。事前にある程度のシミュレーションを行い、必要な物を準備しておけば、適切な行動を行いやすくなります。
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