平成27年4月入所に関する大阪市認可保育所・認定こども園の入所申込及び変更手続きが、先週末で終了しました。
期限ギリギリまで保育所等の希望順序や追加施設に悩んだ方は少なくないのではないでしょうか。
データ等を基に、H27一斉入所にまつわる感想等を書いてみます。
1.申込期間が前倒しされた
H27一斉入所での申込書受付期間は10月1日~10月15日でした。
【重要】H27大阪市認可保育所一斉入所(H27.4.1)の申込書受付期間が明らかになりました。
H26一斉入所は10月21日から11月1日となっており、今年は約2週間ほど前倒しされました。
これにより、保育所を見学・検討する期間が短くなりました。
取り敢えず期限内に申し込んでおき、変更期間内に希望保育所を追加・変更された方が増えたのではないでしょうか。
2.保育所・年齢毎の入所最低点が閲覧できなくなった
区役所によって取扱いが異なっていた可能性もありますが、少なくとも把握している分ではH26一斉入所での保育所・年齢毎の入所最低点が閲覧できなくなりました。
開示されない入所最低点と代替方法
H26一斉入所申込の際は、H25一斉入所での最低点が閲覧できていました。
(昨年と同じ状況であれば)入所できない可能性が高い保育所を希望し、区役所(特に市中心部)での面接等で入所できない可能性を示唆された方は大勢いらっしゃるでしょう。
変更手続の増加に拍車を掛けた恐れがあります。
3.新制度への移行が重なった
平成27年度から子ども・子育て支援新制度が始まります。
これに伴い、保育所・認定こども園・幼稚園等の入所手続も変化しました。
支給認定・保育標準時間と短時間・1号2号3号認定、などと言った言葉に代表されます。
児童を受け入れる保育所等でも大きな影響があった様子です。
募集期間中に募集予定数が大きく変わる施設が少なくありませんでした。
また、一部の保育所・幼稚園は認定こども園への移行を検討していますが、実際に移行するのか、いつから移行するかは未だ不透明です。
4.新年度から保育料表が変更される
新制度導入に伴い、全ての自治体で保育料表が変更されます。
具体的には基準が所得税額から住民税額へ変更されます。
【新制度】全ての自治体で保育料の算定方法が変わる見込みです
大阪市の場合は同時に、市立幼稚園・保育所保育料の値上げ&私立幼稚園保育料の値下げも検討されています。
【ニュース】大阪市立幼稚園と私立幼稚園の保育料を同額&保育所保育料値上げ?(素案発表)
続報が全くないのが気掛かりです。
新年度まで残り3ヶ月、どうなるのでしょうか。