大阪市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が17時半から行われています。

同会議にて、大阪市こども青少年局長から重要な発言がありました。昨年春と同じく、保育所等の利用者へ「家庭保育の依頼」を行う方針です。

・保育所や学童クラブは原則開所を要請
・大阪城駐車場等は早期閉鎖予定(大阪府に合わせる)
・天王寺動物園も休園
・大阪城トライアスロン中止
・4月は昨日までで学校園の陽性者208人(昨年からの累計か)
・4月以降、感染経路不明が増加
・各家庭でのオンライン学習を中心に、学校休業を行わない
・給食費無償化、健康面の配慮から、給食事業は継続、これを活かした対面での健康観察
・教育委員会から授業動画を配信、プリントも配布する、授業内容は学校園で柔軟に決定する
・給食に参加する児童は登校、給食までの時間を使って学習する
・給食は黙食、下校後、家庭でオンライン学習
・十分な対応にいきなりなるとは思えないけど、ご協力をお願いします。
・4月21日まで、こせい局所管の福祉施設で陽性149人
・同居家族の陽性によって児童が陽性となるケースが多い、第3波を上回る
・第4波でクラスター化はない
・生活の維持に必要な福祉施設、保育所、学童、いきいき
仕事を休んで家庭での保育が可能な方は家庭保育を依頼したい
・在宅勤務でも保育の必要があると判断、預かる
・協力に応じて頂いた方は、0-2歳児は日割りで減額

・クラス毎の部分休園やクラス休園も
・学校は休業では無い、先生は朝から出勤している、学校でオンライン授業を受けられる、通学して支障ない、先生の体制も変わらない(市長が強調)
・乳幼児検診は継続して実施する方向で検討中

家庭保育を積極的に依頼するのでは無く、「仕事を休んで家庭で保育をできる方は・・・・」という話です。弱いニュアンスです。

在宅してテレワークする場合であっても、仕事を休んでいるわけではありません。保育の必要があると判断し、保育所等で預かるそうです。

また、依頼に応じて家庭保育を行った方に対しては、0-2歳児保育料を日割りで返還するそうです(3-5歳児は無償化済み)。

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(追記)
大阪市のウェブサイトにも掲載されています。

保育所・認定こども園・地域型保育事業における保育の提供について

国から「緊急事態宣言」が発出され、令和3年4月25日から令和3年5月11日まで緊急事態措置を実施する区域に大阪府が指定されました。

保育施設等においては緊急事態宣言期間中も利用者及びその家族の生活維持に必要な施設であることから、保育の機能は維持することとしますが、保護者が仕事を休まれる等で、ご家庭での保育が可能な方については、ご家庭での保育の協力をお願いいたします。

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000499996.html

また、大阪市からはいきいきを経由して「必要最小限のご利用をお願いします」とのプリントが配布されました。保育所等や学校とは異なる対応ですね。

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今回も市長が「学校は休校では無い」と強調しています。であれば、通常通りに授業や給食を実施し、感染に不安がある方はオンラインで参加する形を取れなかったのでしょうか。いわゆる寝屋川方式です。

 本市では、新型コロナウイルス感染症における市立小・中学校の対応として、選択登校制を実施しております。

 選択登校制として、保護者の判断により自宅での学習を選択されている家庭に対し、個別のURLにより希望者のみが視聴できる、授業のライブ配信を実施しております。

https://www.city.neyagawa.osaka.jp/topics/1591780685808.html