大阪市立学校や府立学校の休校が止まりません。
大空小学校の教職員及び淀商業高等学校・大宮小学校・大開小学校の児童生徒が新型コロナウイルスに感染し、各校は休校しています。
この中で気掛かりなのは大宮小学校と大開小学校ですね。
大宮小学校は児童2人の感染が同時に判明しました。同居家族間の感染ならまだしも(防ぎ様が無い)、学校内で感染した可能性は否定しきれません。
大開小学校は4月11日に教職員1人の感染が判明していました。12日は休校とし、13日に通常授業を再開していました。しかし、その13日に児童の感染が判明し、今日14日は再び休校となりました。
休校と再開を繰り返す事となり、同校に通っている家庭は本当に大変でしょう。学校や市教委の判断に振り回されてしまいました。
大開小学校でも校内感染が発生した可能性は否定しきれません。ただ、たまたま同じタイミングで別の経路から感染した可能性もあります。
休校した大宮小学校では、昨年から導入された設備を活用して健康観察・オンライン授業を行うそうです。
「Teams」の活用について
5・6年生の保護者の皆様へ昨日、「はなまるメール」でお伝えしておりますが、再度連絡をさせていただきます。
本日の9:00より健康観察もかねて「Teams」でオンライン授業を30分間ほど予定しています。昨日、持ち帰っているパソコンを使用しますのでご準備ください。また何かご不明な点があれば、学校までご連絡ください。http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=e681512&type=1&column_id=1582586&category_id=971
感染者の発生を受け、急いでパソコンの設定等を行ったのでしょう。短時間で出来る限りの対応を行っています。
休校中であっても、画面を通じて教師と児童や児童間でコミュニケーションが行えるのは極めて大切ですね。
大阪市立学校と同様、大阪府立学校も休校が相次いでいます。
懐風館高校・岸和田支援学校・大塚高校・久米田高校・布施工科高校・交野支援学校・夕陽丘高校・八尾翠翔高校・今宮工科高校・守口東高校で感染者が発生し、臨時休講を行っています。
http://www.pref.osaka.lg.jp/hokentaiku/hoken/rinjikyuugyou.html
連日の様に多くの府立高校が休校になっています。複数の児童生徒や教職員が感染している学校が数校あり、校内感染の発生を窺わせます。
小中学校と比べて、高校や支援学校は感染対策を徹底させるのが容易ではないでしょう。高校生は友人同士での飲食や部活動も盛んですし、支援学校はマスク着用やソーシャルディスタンスを取りにくい場合もあります。
いつ休校になるか分からず、通常通りの学校運営を行うのは極めて困難ではないでしょうか。
大阪府は府内の大学へ遠隔授業への移行を要請するそうですが、府立高校(及び私立高校)に対してもオンライン授業への移行を検討して欲しいです。
最寄駅の回りでは、ノーマスクで大声で話す高校生の姿を頻繁に目にします。一体何を考えているのか、いや、何も考えていないのかもしれません。こうした高校へ子供を進学させたくないですね。