大阪のコロナウイルス感染者は非常に落ち着いています。毎日の報告者数は0人ないし1人程度で推移しています。
心配なのは東京です。緊急事態宣言や休業要請が解除された直後から感染者数が右肩上がりで上昇しています。
6月2日の感染者数は34人と報じられています。
https://twitter.com/tbs_news/status/1267707674411413509
その内12人はクラスターが発生した武蔵野中央病院関係でした
同病棟の患者さん12名に新たに感染が確認され、患者さんの感染者は合計24名となりました。同病棟職員の検査もほぼ終了し、現時点で3名が新たに確認され合計7名となりました。患者さんの陽性者は、専門の病院へ転院して頂いております。
夜の歓楽街関係の感染者も多い
残りの半数の内、多くは「夜の街」関係では無いかと指摘されています。具体的には新宿歌舞伎町のホストクラブ従業員です。六本木エリアも少なくないと聞きます。
東京都は１日、新たに１３人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。このうち３人は、政府の緊急事態宣言が解除される前に、夜の歓楽街で開かれたイベントに参加した客と従業員でした。
東京都内の新たな感染者は、２０代から７０代までの男女１３人で、年代では２０代が最も多く、およそ半数の７人でした。
感染者のうち８人は、飲食接客業や客など、夜の歓楽街と関係のある人でした。
また、このうち３人は、政府の緊急事態宣言が解除される前の５月中旬に開かれたイベントの客と従業員で、先月３１日も従業員１人の感染が確認されていました。このイベントには、若い男女２０人から３０人が、参加していたということです。
都によりますと、直近１週間の感染者数は９０人で、このうちおよそ３割にあたる２６人は、夜の歓楽街で働く人と客で、居住地は新宿エリアが多いということです。
都は、夜の歓楽街への外出は、特に注意するよう呼びかけています。
都の担当者は、最近は、またガールズバーやホストクラブなど夜の歓楽街で働く人の感染が複数確認されているとして、注意を呼びかけています。
緊急事態宣言解除前に夜の歓楽街で開かれたイベント、恐ろしい限りです。
夜の歓楽街は「三密」が揃いやすく、そしてクラスター追跡が非常に困難なエリアです。感染が広がりやすく、感染者を突き止めるのが容易ではありません。
3月下旬以降、東京では六本木・新宿（歌舞伎町や二丁目）・銀座、大阪だとキタ（北新地や堂山町、ミナミはあまり聞きません）、福岡では中洲で感染者が大量に発生した記憶があります。
こうしたエリアで感染した方が地元に帰り、そこで同僚や家族等に広めてしまった事例も少なくありません。中には子供に感染させてしまったケースもあります。
東京の夜の歓楽街での感染拡大はまだ始まったばかりです。営業自粛要請の緩和等を受け、こうした地域には賑わいが戻っていると聞きます。
当面は感染者が増え続け、徐々に歓楽街へ立ち入っていない人間にも感染が広がっていくでしょう。保護者を経由して学校や保育所等でクラスターが発生する事態も考えられます。
「東京アラート」を検討へ
東京アラートを出す検討に着手したそうです。
関係者によりますと、東京都内で２日、新たに３０人以上が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。都内で一日の感染者が３０人を超えるのは、５月１４日以来です。
東京都は、感染者数が増えていることや、休業を再要請する際の目安となる感染経路の不明率などが基準を超えていることなどから、「東京アラート」を出す検討に入ったということです。
東京は緊急事態宣言の解除、そして営業自粛要請の緩和が早すぎたのでしょう。
特に緊急事態宣言の解除は、感染者の発表数が最も低くなるタイミング（＝5月8日頃の感染者が確認される時期）を見計らったかの様に感じました。
営業自粛要請の解除も同じです。緊急事態宣言解除後に少しずつ感染者が増え、「少し心配だなあ」と感じている最中に解除されたのには心底驚きました。
今日の確認者は緊急事態宣言が解除される前に感染した可能性が高い方です。街中の人出が徐々に増加するタイミング重なっています。
残念ながら、明日以降は更に多くの感染者が確認されるでしょう。休業を再要請する週平均50人を超えても不思議ではありません。
言葉は悪いですが、大阪はまだ安心できますね。繁華街や通勤電車の人出は随分と戻ってきましたが、感染者が増加する気配はありません。
ただ、東京を初めとする首都圏の感染状況が落ち着かない事には、関西から東京へ出掛ける事もままなりません。お盆の帰省にも差し障ります。注意していきたいですね。
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（追記）
東京アラートが発動される方針です。今晩、レインボーブリッジが赤く染まりそうです。
【速報】東京アラート発動の方針固める
新型コロナウイルスについて都内で２日、新たに３４人の感染が確認され、東京都は都民に警鐘を鳴らす「東京アラート」を発動する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
都内の新規の感染者数は先月３１日が５人、１日が１３人と１０人前後で推移していましたが、２日は３４人となり、先月１４日以来、１９日ぶりに感染者が３０人を超えました。
新規の感染者数が急激に増えていることなどを受け、関係者によりますと東京都は都民に警鐘を鳴らす「東京アラート」を発動する方針を固めたということです。
小池知事は現在、開かれている都議会で「東京アラート」の発動について問われると、「専門家の意見も踏まえて早急に検討する」との考えを示したうえで、特に接待を伴う飲食業など夜の街への外出を控えるよう求めました。
「東京アラート」の発動については議会終了後の午後９時半に都の対策本部会議で決定し、その後、小池知事が都民に説明することになっています。
もしも新規陽性者数が50人（7日間移動平均）を超える等をして休業を再要請する場合（＝STEP0）、学校も休校となります。保育園も登園自粛や臨時休園でしょう。
新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/957/20200526.pdf
学習が3月末までに終わらなくなってしまいます。
毎日の体調管理＆感染予防を
新型コロナウイルスの感染を防ぐには、接触感染や飛沫感染や「三密（密室・密閉・密着）」を避けるべきでしょう。
マスクは依然として品薄ですが、楽天市場では徐々に入荷しています。Amazonでも時折入荷しています。
咳や微熱がある方は外出せず、自宅で待機するのが不可欠です。学校や保育所等では毎朝の検温結果を報告する様にされています。
他人とは同じ物を共用せず、触れざるを得ない部分は除菌用アルコール等で消毒するのが効果的です。手指消毒も大切ですね。
Amazonでも時折入荷しています。
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短縮授業は未だ続きそうです。多くのコンテンツがインストールされている、子供向け電子書籍・タブレットは遊びながら学べるアイテムです。
