H26保育所・小規模保育施設公募シリーズ、4回目は此花区です。
詳細はこちら。
詳細な住所等はリンク(大阪市HP)からご確認下さい。
認可保育所公募・此花区
小規模保育施設公募・此花区
阪神高速2号線及び府道43号線の南東側が公募A地域、此花区役所周辺及びJR安治川口駅北側周辺がが公募B地域となっています。
公募A地域にはJR・阪神なんば線西九条駅が含まれており、この周辺は入所するのが難しい保育所が目立ちます。
公募B地域のJR安治川口駅北側には認可保育所がありません。
最寄りの島屋保育所へ通うには交通量が激しい北港線を横断しなければなりません。
また、同じ公募B地域の此花区役所のある一角には1カ所の認可保育所があります。
この地域の保育所の入所基準点はさほど高くありませんが、多くの保育所が阪神高速2号線の北や北港線の南にあって登園が不便・危険を伴うという判断から、この地域をB地域としたのでしょうか。
此花区で際だった特徴なのが、JRユニバーサルシティ駅周辺に小規模保育施設2カ所の設置を検討している点です。
【H26保育所入所申込状況分析】(9)此花区やこぐま此花保育園の分園創設でも記載した通り、同駅周辺にはこぐま此花保育園しかありません。
同保育園の入所基準点は極めて高く、フルタイム共働きでなければ入所するのは困難だったと推測されます。
仮に入所できなかった場合は比較的離れた保育所への登園を余儀なくされていたでしょう。
こうした観点から、同駅周辺に集中的に設置する計画に至ったと考えられます。
来年以降もこぐま此花保育園の入所基準点は高止まりするでしょうが、入所できなくても小規模保育施設という選択肢が新たに考えられます。
同保育園のH25.4.1現在での0-2歳児入所者は22名です(こちらより)。
今春から分園が創設されており、入所者数はもう少し増えているでしょう。
小規模保育施設の定員が20名とすると、2カ所で40名です。
1保育所と2小規模保育施設の合計で0-2歳児の受け入れ能力は約70名と推測されます。
受け入れ能力は約3倍となり、0-2歳児の待機児童問題は劇的に解消されるでしょう。
ただ、3歳児以降の入所先という問題は残ります。
幼稚園にバス登園するのが現実的でしょうか。