籠池理事長への証人喚問、内容や趣旨を完結にまとめて実況していきます。

<参議院予算委員会>

【籠池理事長の陳述】
・籠池理事長が宣誓、同席している補佐人は山口貴士弁護士(リンク総合法律事務所所属、所長は紀藤正樹弁護士、コメント欄補足ありがとうございます)
・安倍首相、昭恵夫人、大阪府のご協力を頂いた
・弁護士からの指示で申請を取り下げた
・安倍首相に敬意を示したいと思い記念小学校、昭恵夫人に理解頂いたが、後日止めて欲しいと言われ、瑞穂の國とした。
・昭恵夫人と理事長、2人きり、安倍晋三からとして寄附金100万円を下さった
大阪府議会議長畠成章議長(故人、2014年9月18日逝去)、松井知事の父とも親しい、力添えをお願いした、大阪府総務部長にも説明した、特別な取扱を頂いて感謝している
・平成25年に不動産屋から紹介を受けた
・平成27年10月に昭恵夫人に電話 夫人付きたにさえこから電話、FAX
・財務省等の動きは分からないので、解明して欲しい
・中道組から酒井弁護士を紹介してもらった、土地取引交渉も委任した、安くてビックリした
・土地取引の詳細は迫田理事長、酒井弁護士に訊いて欲しい
・財務省等の動きがおかしい、財務省嶋田氏から酒井弁護士経由で身を隠す様に伝えられた
・昭恵夫人から主人も大変、口止めの様なメールも届いた
・トカゲのしっぽ切りは止めて欲しい、他の関係者も国会へ呼んで欲しい

【山本委員長】
・寄附金の授受方法は?

【籠池理事長】
・人払い
・封筒の上の方から確認したところ、金子が入っていた
・土日は金庫に保管し、月曜日に新北野郵便局へ
・振込票は職員が記載、職員が郵便局へ持っていった、会計士の指示合った
・政治的関与はあったのだろうと認識(言葉を噛みしめながら発言)

【西田議員(自民)】
・昭恵夫人は2人きりになっていない、と話している
→秘書が人払いした
・安倍総理の名前で振り込もうとした意図は?
→安倍総理の信奉者、迷惑を掛けたくない、名前を出さない方が良いと思った
・安倍晋三記念小学校で寄付金集め
→偉人の名前を冠にするのは当然、当時は一衆議院議員、途中から名前を使っていない
・総理秘書官と理事長が今年2月23日14時43分に電話している、理事長「1-2日しか使っていない、寄付金集めに使っていない」とメモ
→ほんの一瞬しか使っていない(ちょっとしどろもどろ)
・電話記録を文字起こしして公開したい
→どんな物か出してもらわないと分からない(しどろもどろ?)
・夫人に頼んだのか?
→安倍総理に直接頼んでいない、昭恵夫人を経由して相談、お願いした
・何を頼んだのか
→瑞穂の國記念小學院の副読本やカリキュラム、教育的な事
・開設について頼んだわけでは無いと確認
・野党議員だけを集めた理由は?
→私から拒否したわけではない、私が招いたわけではない、4人集まった理由は知らない
・野党議員にメールを見せたか?
→記憶にない
・籠池妻にメール公表を了解してもらいたい
→私は良いと思っている
・密室での出来事は証拠にならない
・寄付金集めに安倍首相や皇室を利用している
→皇室関係者が来られた事はない、寄付金集めに安倍晋三記念小學院という冠は使わない
・皇室関係者の来訪がウェブサイトに掲載されている
→その様な書き様にはなっていない
・ウェブに乗っている、でたらめかハッキリする
・小学校建設計画に無理があった、工事費未払いの理由は?
→国有地を定期借地、認可適当は大きな担保、大阪府が認可させない方向、3月11日認可取下げ、銀行取引約定もできなくなった
・建設費11億円は銀行借入予定だったのか
→寄付金と銀行借入
・建設費が私学審議会での焦点だった
→書類を出したとおり
・負債を増やすとは考えていない、と私学審議会で私学課が説明した
→審議内容は拝見していない
・塚本幼稚園の負債は?
→幼稚園の土地建物で約3億円
・学園全体の総資産は?
→はっきり覚えていない
・私学は30%基準、総資産は10億円前後と認識
→その様な感じ
・建設費を審議会には7億5000万円、施工業者は15億5000万円
→刑事訴追の可能性があるので答弁拒否
・7億5000万円の工面方法は?
→寄付金、徐々に潤う、資産価値を再評価
・意味不明、建設費用2/3の5億円分しか借金できない、4億5000万円しか集まっていないのではないか
→私立小学校は施設整備補助金がない、内部留保と寄付金でできると認識
・資金繰りを訊いている、莫大な自己資金が必要、初めからお金がなかったのではないか
→問題の本質は口利き、西田議員の指摘は的外れ
・どういう口利きでお金が集まるのか?
→近畿財務局に何度も行った、口利きがあったら賃料はもっと安くなったはず、お金を呈しての口利きはなかったと認識している
・お金の手当が出来ないまま話が進んでいる、無茶苦茶な計画
→7億5000万円は集まっている
・大阪府による認可自体が問題、ならない物がなってしまった、ハシゴを外された?
大阪府の松井知事にハシゴを外された

【福山議員(民進)】
・他の関係者の招致を拒否する自民党に抗議したい
・10分間の説明は誤りがないと認識しているか
→おっしゃるとおり
・電話やFAXのやりとりをしたたにさえこ(経産省→内閣府出向)は夫人付き、幼稚園に同行していた?
→おっしゃるとおり
・国有地についてお願いをした?
→そうだ、国有地についてお願いしたのは1回きり
・証拠等はあるか?
→FAXは残っている、買受特約についてやりとり
・たに夫人付きが近畿財務局等へ問い合わせをした?
→そうだ
・当時は安倍昭恵氏が名誉校長?
→そうだ
・忖度が働いても仕方ない
・寄付金を受け取ったのは園長室、玉座の間?
→園長室が正解
・幼稚園職員に寄付金を受け取った認識が共有されていた?
→そうだ
・講演料10万円は?
→先に用意していた、お帰りの時にお渡しした、「感謝」と書いた封筒
・夫人に直接渡した?
→はっきり記憶していない
・今になって公にした理由は?
→安倍首相に敬愛以上の念を持っていた、2月23日に安倍首相から「しつこい人」と言われた、掌を返された、解明しないと国民に申し訳ない
・昭恵夫人からの口止めメールはいつ?
→2月18日以降、25日ぐらいまでの間だと思う
・頻繁なメールのやりとり
→2月中は22回、3月中は15-16回やりとり
・携帯電話でも頻繁にやりとり?
→家内が頻繁にやりとり
・畠成章先生はどの様な方?
→中山先生の秘書から府議会議員、先代と昵懇、松井知事の実父と昵懇、熱心に動いて頂いた
・具体的に?
→教育環境に賛同、大阪府幹部に働きかけをして頂いた、府知事にも働きかけ
・籠池理事長は大阪府や近畿財務局に働きかけ?
→ない(強く否定)
・財務省室長とも面会している
→ゴミが大量に出てきた
・誰が近畿財務局や審議会とやりとりした?
→対応調整は理事長
・直接?
→そうです、役所にプレッシャーを掛けた事実はない
・政治家等のお願いは?
→鴻池議員に土地のご紹介はお願いした
・こんにゃくは何だったのか?
→3万円の商品券
・名目は?
→入院見舞い、報告はした
・認可申請前に近畿財務局、航空局、大阪府と打ち合わせした事は?
→ある。
・近畿財務局は問題発覚後にやりとりしたことは?
→近畿財務局とは私や顧問弁護士(当時)がやりとりした、10日間身を隠す云々は酒井弁護士
・財務省の嶋田さんから?
→そうだ
・稲田大臣との関係は?
→顧問契約を結んでいた、先生に出廷して頂いた事も、平成28年1月に稲田龍示事務所へ相談した
・稲田大臣に直接相談した事は?
→ない
・校舎跡地に対する危機感、松井知事への証言を
→断腸の思い、大阪府の働きかけを想像せざるを得ない、知事の動きが審議会をストップさせた原因、土地建物は残して、国の資金で活用して欲しい

【竹谷議員(公明)】
・買い戻し通知は存じているか?
→以前の顧問弁護士から聞いている、現物は見ていない
・これは予告通知、買い戻しについてどう考えているか
→民間の土地で対応できればよいと思う
・買い戻しは国が得をする?
→その通り
・昭恵夫人にお礼状等をお送りしたか?
→黙ってて欲しいという事だったので、送っていない
・お礼の気持ちを何も示していない?
→匿名という気持ちだったので、お礼状は出していない
・校舎案内時に寄付金を話したわけは?
→建物を存続してもらう為
・寄付金が使われていると話せば、国が忖度すると思ったのか
→そうではない、何とか残して欲しいと思った
・寄付金は封筒に入っていた?
→はい、封筒は残っていない
・100万寄付はないと思う
・皇室来訪者についてウェブサイトに掲載されている事は?
→知らなかった
・事実でない事が掲載されていた
→記載されていれば申し訳ない
・安倍総理の訪問は?
→ない
・雑誌上で総理が訪問したと発言した事は?
→ない
・雑誌が間違っている?
→そうだ
・安倍晋三小学校として寄付を募った事は?
→一時期はあった
・寄付用紙を作ったか?
→作った
・安倍総理の許可は得たか?
→当時は総理でない、許可は得ていない
・本人の名前を得ないで寄付を募ったのは詐欺ではないか?
→詐欺では無いと思う
・それによって寄付をした方は?
→多くなかったと思う、いらっしゃらなかったと思う
・確かか?
→記憶が定かではない
・あった場合、詐欺だと思うのか
→詐欺では無いと思う
・海陽学園中学校への推薦枠を私学審議会へ報告した事は?
→書類は入れた
・許可は得たのか?
→JR東海の葛西会長と面談、リップサービスをそのまま記入した
・適法だと思うか?
→6年先の事、分からない
・3通の工事契約書、最も安い契約書を私学審議会へ出したのは事実か?
→刑事訴追の可能性、答弁拒否
・どれが正しい契約書か?
→刑事訴追の可能性、答弁拒否

【小池議員(共産)】
・財務局等と面談した際、安倍昭恵名誉校長の存在は伝えたか?
→伝えた
・交渉等がスムーズに進むのに役に立ったか?
→思いの取り様
・近畿財務局からの「不当な提案」とは?
→記憶にない
・場内処分についてではないか?
→記憶にない
・財務省の審理室長と会ったとき、政治家に仲介を依頼したか?
→鴻池先生に顛末と話した、出来たら本省担当者を教えて欲しいと伝えた
・財務省では埋設物撤去費用の話はしたか?
→した
・どういう談判を?
→生活物資の埋設は知らなかった、そういう物を定期借地で民間へ貸すのかと談判
・撤去費用は航空局負担と?
→大阪航空局
・見積もりは?
→何らかの動きはあるとの思いは持った
・埋設物撤去費用控除は財務局から話しがあったか?
→聞いていない
・名誉校長就任をすぐに承諾?
→1秒ほど考えて即断
・安倍晋三記念小学校、夫人が理解、何日後に断り?
→記憶がはっきりしない、だいたい5カ月後ぐらい
・夫人と一緒に現地は見たのか?
→土地が更地の時に一緒に行った。良い田んぼが出来そうですねと言われたので瑞穂に。

→生活ゴミが出てきた後が著しい
・財務省が前向きだと感じたのは?
→弁護士が入っていた、早かった
・府の設置基準緩和に4年ほど掛かった、政治家に頼んだ事は?
→東徹議員
・他には?
→北川イッセイ先生、柳本卓治先生、そんなところ
・FAX提出をお願いする

【浅田議員(維新)】
・大阪府知事に会った事は?
→1対1ではない
・?
→規制緩和は積極的に、認可もお願いした
・単なる依頼ではなく陳情?
→陳情したつもり
・はた府議会議員に小学校設置を相談したのか?
→事の起こりから相談している
・認可申請前に相談した?
→ずっと相談している
・平成26年10月31日に認可申請、ずっとはた先生にお願いしていた?
→2代にわたってお世話になっている、思いを認識して動いて頂いたと認識
・はた先生は平成26年9月に逝去、どうして動く?
→申請前に重要なポイント、考えや悩みを聞いて頂いた

→はた先生以外にいない
松井一郎大阪府知事の証人喚問を要求

【山本太郞(自由)】
・昭恵夫人からの言葉をどう感じたか?
→これで物事が進むと思った
・社会的信用が高まった?
→その部分は大きかった
・国有地について神風?
→定期借地権以降はスピード感を持って物事が進んだ
・神風が吹いた切っ掛けは?
→場所、タイミングが天からの降ってきた
・自身が背負う負債は?
→17-18億円ぐらい?
・怒りを覚えた政治家は?
→大阪府知事
・それ以外でハシゴを外された政治家は?
→大阪府知事

【松沢議員(無所属)】
・国会議員の名前を出さなかった理由は?
→国有地取得と学校認可は違う
・お願いした府会議員は?
→控える
・大阪府知事への口利きを府会議員にお願いした事は?
→していない
→学校認可について大阪府議会議員にお願いしていない
・昭恵夫人経由で総理にお願いしたか?
→していない
・鴻池議員に麻生大臣に伝えて欲しいと依頼した事は?
→ある
・麻生大臣は要望を知っていた?
→伝わってなかったと思う
・他の政治家は?
→いない

<衆議院予算委員会>

【葉梨議員(自民)】
・昭和末期から兵庫・大阪で捜査2課長と務めた、懐かしい
・昭恵夫人に電話した、返信は?
→ない、夫人が名誉校長になる前の話
・名誉校長就任は平成27年9月?
→そのとおり
・夫人付きの方に手紙を書いた事は?
→名誉校長就任前に手紙を書いた事はある
・これがその手紙?(現物を見せる)
→家内が書いた宛名がある
・平成27年10月の消印がある、理事長発言は間違い
・返事はFAXで来た?
→間違いない
・定期借地権契約が50年、賃料等の話?
→そうだ
・相談を受けた職員が財務省に確認したところ、希望に添えないという回答がFAXであった?
→覚えている限り、それに違いない
・依頼事項に対する回答として、FAX以外で受け取った物は?
→秘書から電話連絡、文書と同じ内容を聞いた覚えが
・安倍晋三記念小学校の寄付用紙を作成した時期は?
→趣旨書に添付したので同じ時期、認可申請前、総理が衆院議員だった時代だったと記憶
・使用した期間は?
→5ヶ月あまり
・平成24年12月の政権交代以前?
→その通り
・平成26年と記載された振込書が郵送されている
→趣旨書は入っているか?
・平沼先生の顔写真がある物は入っていた
→残っていた振込用紙を使っていた時期が少しあった
・振込書が郵送されたのは平成26年春頃
→少しの期間、出回っていた期間があったのかもしれない
・平成27年9月7日、100万円寄付金の振込用紙に「安倍晋三記念小学校」と記載されていた
→修正テープ等で消していたはず
・記載されている、平成27年9月
→?(よく分からない答え)
・どれぐらい用紙を配ったのか?
→記憶にない
・幾ら集めた?
→分からない
・少しの間と言っても理事長にとっては年単位、午前中の話とは違う
・100万円を1対1で受け取ったのは間違いない?
→間違いない
・夫人付きの2人は離れていないと話している
・10万円の謝礼と菓子箱
→たたみかける様な話で失礼、人払いをしたので秘書はいなかった
→封筒の中に金子を入れ、菓子箱と一緒にお渡しした
・口止めとも取れるメールの中身は?
→メールを公表したら分かる
・私もメールを見た、副理事長からたくさんメールが届いていた
・平成27年9月4日の4者会議記録は見たか?
→見ていない
・新しいゴミが出てきたまでに見ていないか?
→見ていない
・土地のディスカウントに驚いたのは間違いない?
→主観、そのとおり
・小学校付近には給食センター、公園もある。給食センターからはアスベストが出てきた、2メートル掘ると14億円。公園を購入した豊中市の負担額は2000万円程度
・どれぐらい掘った?
→有害物資が出てきたときは3メートル、その後9.8メートルまで掘ったと聞いている
・グラウンドは?
→掘っていない
・業者から国土交通省へグラウンド部分にもゴミがあると報告があった
→そのまま置いていた
・政治家へ値引きをお願いした事は?
→純粋な政治家の対応はない
・昭恵さんは?
→谷秘書から財務省に多少の動きを掛けて頂いた、ゴミが出た後に動いたので、そういう考え方もある
・小学校教員免許は持っている?
→持っていない
・認可申請書に経験34年と書いてある、小学校の経験年数を書くべきではないか
→記入が間違っていた
・不注意を通り越している
・大阪で国会議員に窮状を訴えたのは間違いない?
→大変だなあという話はした
・国会で話をするという示唆はあったか?
→参考人として出させてもらっても良いという話はした
・議員から、籠池さんから?
→阿吽の呼吸

→おっしゃるとおり
・捜査対象についての話は?
→ない
・監査についての話は?
→はっきり覚えていないが、その様な話が近づいているという話はした
・反応は?
→特段ない
・赤旗の取材
→記憶にない
・他の関係者に当たれば分かる事がある、答弁内容に疑念が残る

【富田議員(公明)】
・設置基準はしっかり調査したか?
→拝読した
・「借地上に校舎がないこと」という基準はご存じか?
→文章は知っていた
・校舎底地は自己所有が基準
→知っていたら申請しなかった、建設等をしなくて良かったと強く思っている
・審議会への認可について治家や大阪府へ働きかけたことは?
→3月に初めて内容を知った、政治家を通じていろいろ対応することはない
・施工業者社長「学校から私学助成対応部分だけの契約書7億円の作成を依頼された」と話している
→刑事訴追の可能性、答弁拒否
・平成27年12月22日覚書、工事契約書について15億円が工事金額、別途7億円の契約書を作成し、趣旨を明らかにする為に作成するという記述
→刑事訴追の可能性、答弁拒否
・仮差押えの実施は?
→新聞で知った
・支払期日が15日だったのでは?
→竣工時だったはず
・国交省の補助金申請をしたのは?
→京都のキアラ設計
・実施設計書は?
→同じ業者
・実施設計書に23億円、この数字が決まった経緯は?
→刑事訴追の可能性、答弁拒否
・刑事訴追だらけ、補助金額から逆算したのでは?
→キアラ設計に訊いて欲しい
・設計事務所に言っていない?
→言っていない
・国交省は今月30日までに返還を命じている、返還できるのか?
→努力する
・鴻池議員に財務省本省とのアポを断られた?
→間違いない
・鴻池事務所とどの様なやりとりを?
→ゴミが出てきた、大変な事、財務省に掛け合いたいので相手先を教えて欲しい
・アポを取った方法は?
→近畿財務局の担当者に談判した、自分でアポを取った
・本省でどの様な話をした?
→定期借地契約にゴミの存在は一切書かれていない、契約違反、賠償物、どの様にするか考えて欲しい、借地料の軽減等を考えて欲しい
・審理室長の回答は?
→回答なし、陳情を聞いてもらった
・自分で近畿財務局と交渉した?
→代理人に任せた
・弁護士が交渉した結果は?
→結果として、1億3000万円で土地を購入すると決まった
・ゴミ撤去費用を控除して?
→結果として
・政治家の関与は?
→分からない、国や行政の中の話は分からないので究明して欲しい
・3月10日記者会見で寄付金を公表しなかったのは?
→拙いと思った、憲法改正も出来ない、国民が騙されているという思いに到った
・3月10日から16日に何かあったのではないか?15日の仮差押え命令が契機では?
→仮差押えは昨日まで知らなかった
・義父の森友氏が1987年ポートタウン保育園を設立したが、寄付金が集まらず、措置費で補った事があった
→本件と先代とは別

【枝野議員(民進)】
・たにさえこ、経済産業省から内閣府へ出向
→そうだ
・FAXに財務省へ問い合わせしたという記述がある
→希望に添えない、見守っていきたいという記述がある、昭恵夫人にも報告済
・いつ受け取ったFAXか
→11月15日
・いつ誰の問い合わせに対する答えか?
→地元秘書の谷さん、急いでいる
・安倍昭恵から谷さんに話が振られ、谷さんから返事がきた?
→そうだ
・重い発言、FAXが偽造ではない?
→間違いない
・連絡先は?
→昭恵夫人と直接、谷さんとやりとりすることも
・他関係者の話も聞かないとアンフェアでは?
→その通り
・ゴミの報告を聞いたのは?
→毎週の定例報告会、工事業者が騒然、そこで聞いた
・理事長が財務局へ連絡した?
→既に工事業者等が連絡していた
・値引きを依頼した?
→工事が止まるのを恐れた、途中から考えを変えて購入に到った
・誰の考え?
→当時の代理人、工事業者
・酒井弁護士?
→そうだ
・ゴミが見つかった切っ掛けは?
→?
・酒井弁護士は中道組の紹介?
→有害物質の掘り出しが中道組、担当者から紹介を受けた
・酒井弁護士と中道組の契約関係は?
→11月に撤去済み、直接の関係はない

→酒井弁護士は建築が専門、任せていた
・初めて代理人を?
→重要な局面、学園の力だけでは難しいと判断
・以後の話し合いは?
→主導権は代理人
・どうして安くなったという報告は?
→大量のゴミ、軟弱地盤、国が決めたこと
・下がった理由は知らない?
→大ざっぱな意味合いは分かる
・土地値段非公表は森友学園から依頼?
→どちらでも良い、それなら非公表、という程度
・誰との電話?
→近畿財務局担当者、私が直接
・小学校認可申請取り下げ
→風向きがおかしい、どんどん悪化、大阪府担当者が3月3-4日までに通すと話していたが変わってきた、公権力が圧力を掛けてきたと思った、弁護士からのアドバイスで取り下げた
・取り下げた方が良いという理由は?
→私学審議会で答申が下りない、大阪府との調整も代理人が中心、弁護士の行為は利益相反だったかも
・酒井弁護士が辞任した理由は?
→マスコミ取材を受けすぎるから、自分の絵が描けない
・10日くらい隠れててという言い分が違っている、証人は嶋田課長補佐、弁護士から聞いた、やりとりを公表する承認は?
・止めた途端に酒井弁護士がべらべら話している
・8億円値引きの根拠は酒井弁護士が知っている、参考人として呼ぶべき
・畠府会議員へお願いしていた時期は?
→設置基準では動きなし、府議を辞めてから、平成23-24年だと思う
・設置基準緩和要望は平成23年、緩和は24年、土地売りだしは平成25年
→小学校設置が動き出したのは平成25年頃から
・畠先生へ期待、お願いしていたことは
→高級役人、同僚議員、松井知事への言葉がけ
・引退していた
→維新の党が出来たときの府議会議長、維新の党にとっても重要な立場
・具体的な報告は?
→時々連絡があった、精神的な力添えも頂いた
・大阪府役人以外への言葉がけは?
→自民出身の維新の党への議員への言葉がけ
・国会議員、府会議員?
→府会議員、当時はまだ国会議員がいなかった
・東徹議員にいつからどの様な話を?
→住之江区選出、維新の党、参議院議員、私とは昵懇、規制緩和をお願いした
・土地の取得や私学認可の話は?
→相談していない
・人払いをしたのは誰?
→昭恵夫人
・寄付を黙ってて欲しいと言ったのはいつ?
→後で電話があった
・理由は聞いた?
→いろいろあると推察した
・講演料100万円を寄付に充当した?
→事実は小説よりも奇なり、私が申し上げていることが正しい
・昭恵夫人に支払ったのはこのときだけ
→このときだけ
・稲田事務所での対応者は?
→稲田大臣と主人、もう1人が対応した
・稲田弁護士事務所で稲田朋美弁護士とも会った?
→その通り
・2016年1月に稲田龍示弁護士について相談した?
→建て替えていた土地改良費がなかなか入ってこなかった、航空局職員・私ども・稲田龍示弁護士で会った
・3種類の契約書を助言した設計士は?
→キアラ総合設計の松本さん
・何故3種類?
→刑事訴追の恐れ
・ポートタウン福祉会事件以外で、稲田夫妻が代理人となった裁判は?
→ある、塚本幼稚園の旧園舎に設定された担保を抹消する調停
・証言の食い違いがある、今後もきちっとやっていく

【宮本議員(共産)】
・安倍昭恵名誉校長の存在を伝えた時の反応は?
→普通
・9月4日の4者会議の存在は?
→後で知った
・昭恵夫人を通じて10年定期借地権を50年にと相談した、FAXで回答、国有財産審理室長から回答があったと記載?
→間違いない
・たにさえこさんを通じて審理室長から回答、田村よしひろさん、上京時に会った審理室長も田村さん?
→忘れた
・国有財産審理室長と3月15日に会った?
→あった
・同一人物の田村さん
・3月24日に購入申出、買える見通しは?
→定期借地が年2700万円、大量のゴミ、直感的に半分ぐらいになると思った、開校が更にズレると大変なので購入した
・生活ゴミが出てから財務省が前向きだと感じた、どういう力が働いた?
→見えない力
・2015年10-11月頃、定期借地の期限延長、何らかの力が働いた?
・東徹、鴻池、北川イッセイ、柳本卓治議員は参議院、衆議院の政治家は?
→ない
・北川イッセイ議員との話は?
→有害ゴミの撤去費用は立て替えた、国の予算措置で1年ズレる、おかしい、早く払って欲しいと話した
・柳本先生は?
→近畿財務局長へ言葉がけして頂いた、財務局に早く物事を進めて欲しい
・稲田事務所で会った財務局、航空局の職員名は?
→財務局は池田さん、航空局はあんちさん
・私学審議会で継続審議の後、中川大阪府議にお願いしたか?
→松浦防府市長の紹介、会っただけ
・大阪市の記録表、隣接する新北野公園でトラブル、途中から市会議員2人が同席した
→事実

【下地議員(維新)】
・畠先生を通じて大阪府へお願いした?
→した
・どんな内容?
→話とった、いろいろ
・私学審議会全委員が政治家からの働きかけはなかったと証言している
→松井一郎が圧力を掛けたのではないか
・具体的な内容は?
→松井知事のぶら下がり、観測気球を上げていた、私学審議会へ圧力になる
・条件付き認可の話
→あったと思う
・どういう認可か
→いろいろな事が渦巻いて、条件付き認可妥当となったのではないか
・具体的な内容をはっきり言わないと大変な事になる
→?
・松井知事がハシゴを掛けたが、落ちたのは理事長だ
・総理就任以降も安倍晋三記念小學院という名前で寄付金を集めたのではないか?
→名前は使っていない

本日はこれにて散会