Amazon Ergo Baby(エルゴベビー) ストアより
正規代理店「ダッドウェイ」以外で販売されている「Ergobaby」(エルゴベビー)の抱っこひもの内、半数強が模造品である事が判明しました。
抱っこひも 強度不足偽造品も
02月03日 12時08分人気ブランドの大手ベビー用品メーカーの製品として販売されている、子ども用の「抱っこひも」のうち、正規でないショッピングサイトで販売された商品の半数以上が偽造品で、子どもを支えるベルトの強度が安全基準を下回っている物が含まれていることが明らかになりました。
偽ブランド品の排除活動をしている社団法人は、乳幼児の落下事故につながるおそれがあるとして、早急な対策の必要性を指摘しています。
偽造品が見つかったのは、アメリカに本社がある大手ベビー用品メーカー、「Ergobaby」の抱っこひもです。
国内でも人気のブランドですが、横浜市にある輸入代理店が正規店以外のインターネットのショッピングサイトで、このメーカー製として販売されていた抱っこひもを無作為に25個購入して調べたところ、およそ6割にあたる14個が偽造品だったということです。
さらに偽造品の強度を調べたところ、子どもを支える腰や肩のベルトの強度が安全基準を下回っている物が複数あることがわかりました。
抱っこひもをめぐっては、使用中に乳幼児が落下する事故が相次ぎ、東京都やメーカーなどで作る協議会が、各メーカーに対し、製品の改良とともに正しい使い方を利用者に呼びかけるよう求めてきました。
しかし、そもそも強度が不足した偽造品が横行していることが明らかになったことで、偽ブランド品の排除活動をしている社団法人「ユニオン・デ・ファブリカン」では、偽造品が落下事故につながっているおそれがあるとして、早急な対策の必要性を指摘しています。
「Ergobaby」は、アメリカに本社がある大手ベビー用品メーカーです。
国内では、平成20年に横浜市に唯一の正規代理店、「ダッドウェイ」を設立し、ベビー用品の本格的な販売を始めました。
抱っこひもについては、小さな子どもを持つ母親からは、肩と腰への負担が小さい、長く使用できるなどとして人気が高く、代理店によると、抱っこひもの国内シェアは最も高く、50%以上を占めているということです。
正規品の抱っこひもは1万4500円から2万円で販売されていますが、今回、判明した偽造品はショッピングサイトで3500円から9980円で販売されていました。
調査をしたダッドウェイは「偽造品は精巧に作られている物も多く、購入の際には正規店で取り扱っている商品かどうか確認して欲しい。
悪質な販売業者については警察に通報するとともに、偽造品が流通しないための対策を検討していきたい」としています。
国内正規販売店のウェブサイトでも、偽造品に関する注意勧告が掲示されています。
(中略)
【偽造商品調査の経緯と途中結果】
2014年(平成26年)9月、弊社がオンラインショップに出店されている商品のうち、偽造商品調査のため商品3点を購入したところ、そのすべてが偽造品であることが確認されました。この結果、相当数の偽造商品が日本市場に出回っているのではないかと危惧されたため、弊社は一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカン殿に依頼して、「Ergobabyエルゴベビー・ベビーキャリア」について偽造商品の調査を実施しております。
調査方法は、2014年(平成26年)11月1日から、日本正規取扱店舗を除き、日本国内の各種オンラインショップから通信販売されている商品100点を順次、購入し、真正商品か偽造商品であるかを調査確認する方法で実施され、本年1月21日現在、25点を購入し確認したところ、14点が偽造商品であることが判明しました。実に非正規店舗の半数以上(56%)の商品が偽造商品であることが判明したため、調査途中ではありますが、赤ちゃんの安全にかかわるベビーキャリアという商品の性質上、お客様各位に対し、取り急ぎ調査の途中結果を開示しご報告申し上げます。尚、偽造商品を販売している業者に関してはすみやかに販売の停止をさせるべくアクションをおこしております。
(以下省略)
http://www.ergobaby.jp/safe_baby_wearing/index.html
半数以上が模造品というのは驚きです。
使っているひもに不安のある方は、正規代理店(ダッドウェイ)のお問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。
購入を検討されている方は、日本国内の正規取扱店舗で購入するのが無難でしょう。
また、amazonで購入する場合は、日本正規品を取り扱っているAmazonエルゴベビーストアの利用が安心できます。
↓正規代理店の保証付商品です。