関西の広範囲(大阪市や周辺地域を除く)に昨晩から今朝未明に降り続いた大雪は、各地に混乱をもたらしました。
我が家は今朝から通常通りに行動しました。どこかに氷や雪がないかと探したのですが、どこにも見当たりませんでした。空は快晴、日射しも降り注ぎ、気温の割りに暖かい朝でした。
が、お世話になっている保育所に到着すると、少し異変を感じました。普段と同じ時間にも関わらず、保育所がしーんとしています。人が妙に少ないのです。園の前に止まっている自転車の数も少なかったです。
園児も少なければ、保育士も少なく感じました。会話に小耳を立てると、鉄道が動かずに遅れて出勤する先生がチラホラといる様子でした。
園児の保護者にも影響が出ています。普段は父親と一緒に登園している園児が、今朝は母親と一緒に登園していました。何気なく挨拶したところ、「夫が電車に閉じ込められ、駅舎で一夜を過ごした。」と嘆いていました。
午前10時時点でもJR西日本は広範囲で運休が続いています。本日中の正常化は不可能でしょう。
JR西日本は前々日(大雪が降る前日)から「計画運休を行う可能性がある」旨を公表していました。
京阪神地区では、強い冬型の気圧配置の影響により大雪・強風の予報となっているため、1月24日(火)昼以降及び、25日(水)始発列車から、以下の線区・区間において列車の遅れや運転見合わせが発生する可能性があります。
https://trafficinfo.westjr.co.jp/kinki_history_detail.html?id=00081012
しかしながら、予想より大幅に早く気温が急低下し、雪が降り始めました。計画運休には慣れているJR西日本ですが、見込みを大きく誤ってしまいました。
「最強寒波」という報道がありましたが、私も「どうせ京阪神は積もらない」と甘く見ていました。大阪は全くでしたが、神戸や京都は大雪となってしまいました。京都府や兵庫県では臨時休業等を行う学校が相次いでいます。
それにしても、大阪市は本当に雪が積もらないですね。六甲山方面から雪雲が流れてきても神崎川や淀川をなかなか越えられません。自然災害に対する強靱さを実感しています。