今年も残り2週間を切りました。コロナ禍に揺れた2021年はあっという間に過ぎていきました。

当たり前かもしれませんが、カレンダーを見て衝撃を感じました。今週末はクリスマスです。12月24日・25日がやってきます。

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ケーキもプレゼントも何も用意していません。もっと言えば年賀状も手つかずです。

一方でサンタさんを待ちわびている施設もあります。児童施設やこども食堂等です。

こうした施設をAmazonが応援しています。支援を求めている施設や内容を「欲しい物リスト」で公開し、支えて下さる方の好意を待っています。

全国各地で物資の支援を必要としている団体・施設・個人を、Amazon.co.jpを通じてサポートできるプログラムです。それぞれの支援先が作成した「ほしい物リスト」から商品をご購入いただくことで、簡単に物資の支援が行えます。

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非常に多くの施設が支援を求めています。画像では一部しかご紹介できません。

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近畿地方では約50施設の欲しい物リストが公開されています。見聞きした事がある施設やこども食堂もあります。

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ざっと見た限り、近畿地方で特に多いのはこども食堂の食材・調理器具・食器支援です。

私の知人もこども食堂を運営しているのですが、特にコロナ禍以降は支援を求める家庭が急増しているそうです。以前は直前に申し込んでも対応できていたのですが、最近は1週間前には定員に到達してしまうそうです。

こうした点からも大阪市内で生活に苦しんでいる家庭が増えているのを感じ取れます。

コロナ禍は観光・飲食業を直撃しました。こうした業界で働いている子育て世帯(特に母親)は多かったです。失業は子供の貧困問題へ直結します。

特にこども食堂が積極的な支援を求めているのは、今週末から多くの学校で冬休みとなるのと無縁ではありません。

学校の授業が行われている期間は、子供達は栄養や分量が計算された学校給食を食べられます。たとえ朝食・夕食が限られていても、給食さえしっかり食べれば飢えません。

しかし、夏休みや冬休みは給食がありません。長期休業後に登校した子供が痩せていた、という話は頻繁に聞きます。

となると、冬休み中のこども食堂は大忙しとなるでしょう。給食分の補充、そして年越しの準備もしなければなりません。食材がいくらあっても足りません。

私も欲しい物リストから近隣にあるこども食堂へささやかな食材を送りました。皆様もご検討下さい。

ただ、こうした施設の運営や支援は本来は行政が行うべきです。僅かな補助金しか交付せず、民間の自主努力や民民の寄付に頼るのは、何か誤っている気がしてなりません。