大阪府での新型コロナウイルス感染症の勢いが全く収まりません。

5月2日の感染者は1057人、死者16人でした。

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/23711/00376026/0502.pdf

詳細です。
・20代192人、10代後半83人
・40代男性2人を含む16人死亡、「自宅・宿泊死亡」欄が追加
・重症41人
・重症者425人、大阪府シミュレーション上位想定(5/5に427人)を超過目前
・自宅療養及び調整中が16000人を突破

緊急事態宣言の延長が不可避どころか、6月以降も宣言継続となりかねない動きです。

そうした中、4月30日に大阪維新の会大阪府議会議員団に所属する中谷恭典府議(67)の感染が発表されました。

2021年4月30日

大阪府議会議員の新型コロナウイルス感染症の感染が確認されましたので、下記のとおりお知らせします。

1 感染者氏名   中谷 恭典(67才)
会派:大阪維新の会大阪府議会議員団
2 感染確定日   令和3年4月27日(火曜日)
3 現在の状態   医師の所見により、5月2日まで入院予定

※当該議員は、4月26日に登庁。以降の登庁はなし。

http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=41339

大阪では医療崩壊が進行しています。感染者の内、入院できているのは10%未満となっています(いわゆる入院率)。ホテルすらも入所できず、1万人以上の感染者が自宅療養を強いられています。

そうした中、感染した大阪府議がすんなりと入院できた事が疑念を集めるのは致し方ないでしょう。「府議だから入院できたの?状況国民だから入院できたの?」と感じるのもやむを得ません。

実は大阪維新の会府議団では感染者が続出しています。

大阪維新の会府議団49人の内、既に9人が感染しています。異常なハイペースです。

果たして十分な感染対策が行われているのでしょうか。もしも府議会が止まってしまうと、大阪府の行政に大きな影響が出かねません。