2020年度保育所等一斉入所申込状況分析、第10回は大阪市天王寺区の数字を見ていきます。リクエストを頂きました。
※10月25日に発表された数字に基づきます。保育士等優先利用数は申込者数に含んでいます。
昨年と比較し、入所倍率が0.1倍以上増加した箇所はオレンジ、逆に0.1倍以上減少した区は水色、また入所倍率が2倍を超えた箇所は赤で表示しています。
頂いたリクエストには「1歳児での入園に関して詳しく知りたいです」と書かれていました。
天王寺区の1歳児募集数は昨年度とほぼ同数ですが、申込数が24人も増加しています。倍率も1.57倍へと上昇しており、昨年度より「やや入所しづらく」なる可能性が高いです。
また、天王寺区は入所倍率等と比較して入所者平均点が高いという特徴があります。他区と同程度の入所倍率であっても、天王寺区で入所するにはより高い点数が求められる傾向があります。
地域柄か、同区では認可外保育や単身赴任等による加点を得ている児童が多い為ではないでしょうか。
1歳児入所も厳しい保育所等が目立ちます。特に募集数が僅少だったり、第1希望倍率が著しく高い施設では、何らかの加点がないと厳しいと感じます。
昨年10月末の中間発表においては、特に天王寺駅前おおぞら保育園・連美幼児学園うえしおキンダースクール・あろんてぃあきっず真法院町保育園・ゆめ玉造保育園は募集数が少ない&第1希望者が非常に多くなっています。加点があっても入所できない恐れがあるでしょう。
ただ、この中間発表を見て「この倍率では入れそうもない」と判断し、一定数の方が第1希望を変更したのではないかと感じています。実倍率はもう少し下がるとは言え、厳しい状況に変わりははありませんが。
また、真田山かいせい保育園・聖和かいせい保育園も高倍率ですね。200点でも入所できない方が生じそうです。
中間発表時に1歳児倍率が大きく下がっていたのは、四天王寺夕陽丘保育園・ほっぺるらんど天王寺上本町です。両園とも同地域にありますね。
今後の予定&お願い
今年も各区毎の申込状況等を分析し、何らかの情報を掲載していきます。今年の内容は2020申込分析、昨年の内容はH31申込分析からご覧下さい。
「○○区の情報を詳しく知りたい」「××保育所は昨年より入りやすいの?」等のリクエストがありましたら、記事へのコメントや問い合わせからお寄せ下さい。
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ほっぺるランドを第一希望にした1歳学年が少なかったのは、恐らく今年度0歳学年を段階的に入園させたのも有ったのかなと思います。
4月は3人だけでしたが、秋までに追加で6人入りました。
この中には、きょうだいが上にいるお子さんもいます。
普段であれば年度途中の0歳入園はなかなか無いので、通常1歳の4月に入園する様なお子さんが6人入った分、その学年に該当する新年度1歳学年の希望者が減ったのではと思いました。
新年度は0歳も最初から9名入園予定ですので、その次の年の1歳はもっと倍率が上がるかと思います。
ただ、これまで倍率が高かった四天王寺の希望者が少ないのは気になりました。