安倍首相が吉本新喜劇に搭乗してアピールした影響か、徐々にG20大阪サミットによる影響が広まってきました。

大阪府警が交通規制情報を公表しました。


◆ 6月27日(木曜日)
阪神高速道路環状線を中心とした複数路線と湾岸線上りにおいて通行止め規制を最長早朝から深夜まで継続して実施
◆ 6月28日(金曜日)
阪神高速道路環状線を中心とした複数路線において通行止め規制を早朝から深夜まで継続して実施
湾岸線上りにおいて通行止め規制を早朝から午前中まで継続して実施


◆ 6月29日(土曜日)
阪神高速道路環状線を中心とした複数路線において通行止め規制を早朝から深夜まで継続して実施
湾岸線下りにおいて通行止め規制を午後から深夜まで継続して実施

◆ 6月30日(日曜日)
阪神高速道路環状線を中心とした複数路線と湾岸線下りにおいて通行止め規制を最長早朝から深夜まで継続して実施

https://www.police.pref.osaka.lg.jp/topics/G20/7402.html

規制が実施されるのは、サミットが開催される前日たる27日から終了翌日たる30日までです。

概ね豊中IC・守口JCT・東大阪JCT・平野出口/文の里入口・汐見橋入口・南開JCT・三宝JCT・北港JCTより内側部分が、6月27日・28日・29日・30日の早朝から深夜にかけて規制されます。

また、要人の移動に応じて、阪神高速湾岸線や関空連絡橋も規制されます。

大阪市内を中心とする広い範囲にわたって、阪神高速道路が利用出来なくなります。通行止め区間は163キロメートルに達します。

「通行止め区間は上下線別々にカウントして全長で163キロメートルにのぼります。関西を基盤とするインフラ企業としてその責任をしっかりと果たしたい」(阪神高速道路・幸和範社長)

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190423/GE000000000000027509.shtml

これに加え、一部の一般道も規制されます(詳細な情報は後日公開)。

物流の遅延、一般道の大規模渋滞等、市民生活に大きな影響が生じるのは間違いありません。大阪市内だけではありません。

大阪府・京都府・兵庫県・奈良県等、近隣府県も影響は免れません。

保育所の運営も厳しい?自宅保育を呼びかける園も

6月27日・28日は大阪市立小中学校・幼稚園や大阪府立学校が休校します。これ以外にも既に休園を決定した私立幼稚園もあります。

更には、働く家庭の味方である保育所も通常通りに運営できるか怪しい状況です。

城東区内の私立保育園ですが、G20があることさえ知らず…こちらから聞いてやっと対応が決まったようです。保育園は通常通り、保育士が通勤できない場合もあるので、保護者が仕事が休みの場合は自宅保育を極力お願いするとのことでした。大阪市内にある、大阪府立支援学校も、通学バスへの影響があるため、休校措置が取られるとのことです。

うちの保育園(環状線内側の御堂筋より東側エリア、商業地かつ住宅街)は、今週に入ってから、G20の期間は給食の食材を運んでもらえないかもしれないので、出来れば休んで欲しい、保育園は開けるが最悪弁当持参になるとの連絡が来ました。

我が家は市内中心地に自宅があるため、万が一のテロも怖く(ないとは思いますが)、生活も多少不自由が伴うかもしれないため、前々から脱出の予定でしたが、なかなかそうもいかないご家庭も多いかと思います。

既に複数の保育所が自宅保育を呼びかけています。出勤できない保育士、届かない食材、それ以外にも思いも寄らぬ影響が生じかねません。

これで有給休暇を利用するのは理不尽かもしれませんが、保育所を利用している方もサミット前日・1日目は仕事を休んで家庭で過ごした方が良いかもしれません。

余りに大きな外部不経済が生じようとしています。