平成31年度の大阪市保育所等一斉入所(平成31年4月1日入所分)の利用申込は、平成30年10月15日(月)までです!

申込書を提出する際に最後まで悩むのが「希望保育所等」です。希望する保育所等とその順位をどの様に決めるかは本当に難しいです。

しかし、記入する内容を誤ってしまうと、入所できた筈の保育所等へ入所できない事態も生じてしまいます。

昨年までの話を聞く限り、「第3希望ではなく第1希望だったら恐らく入所できた」「第3希望に○○保育所等を書いたら入所保留とならなかった」と想定されるケースが非常に多く生じています。

こうしたケースの多くは同じ点数で多くの申込者が並び、希望順位等で判定されていると考えられます。いわば「僅差」です。非常に勿体ないと感じる話も少なくありません。

では、どうやって決めれば良いのでしょうか。

僅かの差で判定される状況で重要視すべきなのは「申込倍率」です。

大阪市は各保育所等・年齢毎の募集数・第1希望申込数を公表しています。既に募集予定数は公表しています。

H31保育所等一斉入所の募集予定数・よくある質問が公表されています。

また、10月下旬に予定されている中間発表においては、より詳細な募集予定数及び第1希望申込数が公表されてます。ここから申込倍率が推定できます。

昨年度までの申込倍率等は当ウェブサイトで公表しています。各分析記事をご覧下さい。今年も中間発表後に第1希望申込倍率を掲載する予定です。

中間発表後に変更可能

大阪市の保育所等一斉申込制度で重要なのは「中間発表後に希望保育所等の追加・変更が出来る」という点でしょう。つまり、中間発表での申込数・倍率等を見た後に希望変更ができるのです。

期限内に申し込まれた方の希望施設の変更及び、不足書類等の追加提出は、平成30年11月22日(木曜日)まで受け付けます。

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000446009.html

たとえば第1希望とした保育所等の倍率が余りに高い場合に他の保育所等を第1希望とする、見落としていた保育所等に気づいたので第4希望を追加する、といった方法が考えられます。

昨年度に公表されたとある資料から推計したところ、約2割の申込者が中間発表後に希望保育所等を追加・変更していました。

ただ、忘れないで欲しいのは「入所調整はまずは点数で判定される」という点です。目先の倍率ではなく、点数を勘案しながら冷静に判断する事が重要です。

お悩みの事などがありましたら、お問い合わせからお寄せ下さい。今年も多くの方からメールを頂いています(運動会等を重なり、返事が遅れ気味でご迷惑をお掛けしております)。

希望保育所等の順位で迷っている方は取りあえず仮の順位等で提出し、中間発表後に再考するのが無難でしょう。多くの方にもその様な趣旨の返事をお送りしています。