大阪市認可保育所の平成26年度(2014年)一斉入所の結果発表が迫ってきました。
標記の通り、結果通知は2月14日に発送される予定となっています。
恐らく翌日には該当する世帯へ届けられるでしょう(郵便事情によってずれる場合があります)。

保育所への入所が承諾された方は、内定先保育所や区役所からの連絡等に従って入所へ向けた準備を行う事となります。
必要な持ち物や道具等は保育所やお子様の年齢によって大きく異なります。
また、一部の用具類は保育所(正確には取引先業者)からレンタルできる場合もあります。
詳細は通われる事になる保育所へお問い合わせ下さい。

一方、入所承諾が保留されてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
考え得る方策をまとめてみました。

(1)認可保育所の二次選考へ応募する
当初から申込数が少なかった、一斉入所選考後に入所辞退等によって空きが生じた等の場合には二次選考が行われるます。
入所日は一斉入所と同じく4月1日となります。
申込締切日は区によって異なっている様子なので、お住まいの区の保健福祉センターへご確認下さい。
(月末・5日・10日など様々なパターンがある様子です)

また、結果発表は3月中旬に入所内定者のみに通知される様子です。

 保育所入所の二次選考の結果については、選考にもれる方が多数おられること、及び、引き続き他の入所希望保育園への入所申込として扱うこともあって、入所が決まった方以外には格別の連絡はしておりません。
旭区役所においても、同様の扱いをしていると聞いています。
ただし、保育ママに関しては、当落の通知を事業者から連絡することとなっております。
お申し出にありました電話の件につきましては、二次選考の結果が判明した3月15日以降に区役所へいただいたと推定されます。
(以下省略)
お寄せいただいた「市民の声」子育て(平成25年4月)の都島区保健福祉センター回答より

なお、入所申込に必要な書類やスケジュール等は西淀川区役所HPに詳細に記載されています(上記記述も同HPを参考にしています)。
原則として他区でも同じプロセスとなりますが、細部で異なる点もあるのでお住まいの区役所にご確認下さい。

(2)こども園・保育ママ・認可外保育施設(無認可)・幼稚園を探す
残念ながら二次選考で入所できる可能性は高くないと考えられます。
そこで、保育ママや認可外保育施設も並行して探し、申込みを行う必要も生じてくるでしょう。

大阪市内にある認可外保育施設は認可外保育施設一覧(大阪市HP)に一覧表形式で掲載されています。
一方、保育ママは各区役所のHPにバラバラに掲載されてしまっており、複数の区の保育ママを調べるのは一手間掛かってしまう様になっています。
また、認定こども園も情報がバラバラ、かつホームページもあまり充実していないのが実情です。
なお、認定こども園・保育ママ・認可外保育施設・保育所や幼稚園等の子育て支援施設を地図上に網羅的に示した、大阪市子育て支援施設マップ(非公式)を作成しています。
周囲の子育て支援施設を探す際の参考にして下さい(更新が追いついていない場合もあります。悪しからずご了承下さい。)

お子様が3歳以上であれば、幼稚園という選択もあります。
時間の長短はありますが殆どの幼稚園で預かり保育を実施しています。
定員を満たしていない等、今からでも入所手続が可能な幼稚園もあるので、大阪市子育て支援施設マップ(非公式)等でご近所の幼稚園をお探しの上、お問い合わせ下さい。

(3)育児休業を延長する
お子様が1歳半に達するまで育児休業を延長し、当面は自宅で育児に専念する方法もあります。

支給対象期間の延長について
保育所における保育の実施が行われないなどの以下のいずれかに該当する理由により、子が1歳に達する日後の期間に育児休業を取得する場合は、その子が1歳6か月に達する日前までの期間、育児休業給付金の支給対象となります。
【延長理由】
育児休業の申出に係る子について、保育所における保育の実施を希望し、申込みを行っているが、その子が1歳に達する日後の期間について、当面その実施が行われない場合
注意 :ここでいう保育所は、児童福祉法第39条に規定する保育所をいい、いわゆる無認可保育施設はこれに含まれません。
ハローワークインターネットサービスより

詳細な適用要件等は法律等で定められています。
早めに勤務先の人事労務担当者へご相談下さい。

避けるべきなのは「4月以降に子供の育児を誰が行うのか全く決まらないままに時間が経過した」という事態です。
また、保育ママや認可外保育施設の空き定員は時間が経過に連れて埋まっていきます。
結果通知の内容如何によっては、大至急行動しなければならない場合もあるでしょう。

まずは結果通知の封筒の中身をご覧下さい。