痛ましい事故です。事故原因と共に、ヘルメット着用・2人乗り・背負っての移動を考えてみました。

自転車の女性が車と接触し転倒 おんぶの赤ちゃん死亡

5月6日 17時53分

6日午前、東京・国分寺市で自転車の女性が乗用車と接触して転倒し、おんぶしていた生後7か月の赤ちゃんが頭を強く打って死亡しました。

6日午前10時ごろ、東京・国分寺市東戸倉の都道で、近くに住む山田文栄さん(33)が自転車に乗って道路を横断していたところ、左から来た乗用車と接触して転倒しました。
警視庁によりますと、山田さんは息子で生後7か月の駿成ちゃんをおんぶしていて、駿成ちゃんは転倒した際に頭を強く打って病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。山田さんも軽いけがをしました。
現場は横断歩道のない片側一車線の直線道路で、これまでの調べによりますと、自転車は信号待ちをしていた車の間をすり抜けて横断しようとしていて、センターラインを超えたところで乗用車と接触したということです。
警視庁は乗用車を運転していた狛江市の介護士(25)を過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕し、事故の詳しい状況を調べています。

おんぶで自転車 東京の規則は

警視庁によりますと、都内では「東京都道路交通規則」で、子どもをおんぶひもで背負って自転車に乗ることが認められています。
規則では16歳以上の人が、6歳未満の幼児1人をおんぶひもなどで背負って自転車に乗ることができると定められています。一方、ひもなどを使って子どもを体の前に抱いて自転車に乗ることは認められていないということです。

NHK NEWSWEB

横断歩道等がない場所を渡ろうとして、反対車線の自動車に接触した事故でした。こうした行動を子供がして撥ねられるケースは多いですが、乳児を背負って自転車を運転する大人が転倒するのはレアケースでしょう。

NHKニュースWEB及びevery.(日テレ)より

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