【H30新設保育所紹介】(33)千代崎ポプラ保育園（西区）7/1開所・6/5まで入所募集中

H30新設保育所紹介、第33回は「千代崎ポプラ保育園」です。

なお、「大阪市内で平成30年4月以降に開所する保育施設が発表されました！」に一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

「千代崎ポプラ保育園」は西区千代崎1丁目に設置されます。松島公園のすぐ南となります。最寄駅は京セラドーム大阪駅、また西長堀駅も利用出来ます。

この地域は、多くの物流倉庫が立ち並んでいます。木津川に近いので古くは水運に関連した、時代が転じた今は陸運の拠点が密集しています。送迎する時間帯は大型トラックの行き来が頻繁なので、注意が必要でしょう。

また、物流倉庫に挟まれる形で、マンション（主に単身者向け？）や古い一戸建ても散見されます。しかし、西区東部にある様な、高層タワーマンションやファミリー向け大型マンションはありません。木津川を挟んだ東西で、地域特性が大きく異なっています。

建設予定地は貸し駐車場として利用されていました。現在は工事が進み、大きな園舎が見え隠れしています。

園舎の構造部分はほぼ完成していました。現在は内装工事・防水工事等が行われているそうです。

現地を見に行ったのは日曜日でしたが、内部からは物音が聞こえてきました。7月1日開所予定というスケジュールから逆算すると、工期に余裕が全く無いと感じました。開所直前まで工事を行うのではないでしょうか。

入り組んだ外観を見る限り、屋上園庭は設置されないと感じました。乳児用の小園庭はまだしも、幼児が遊べる大きな園庭を敷地内に設置するのも困難でしょう。

しかし、同園のすぐ北には大きな松島公園があります。中心に野球場が、それを取り囲む不整形部に広場や遊具が設置されています。

ただ、保育園から目と鼻の先にある部分（南東側・図中56の少し下）には、遊具がありません（広場のみ）。遊具で遊ぶには野球場を1/3周した南西側（39）・北側（44）まで移動しなければなりません。

（大阪のピカチュウスポットより）

日時によるでしょうが、私が見に行った際は喫煙者が非常に多くいました。中にはテントを広げ、生活道具を持ち込み、たばこを吸いながら競馬中継を聞いている中年男性も居ました。

こうした喫煙者・生活者・広大な野球場に圧迫される形で、子供達は小さなスペースで密集して遊んでいました。公園は果たして誰の為か、強く考えさせられます。

「千代崎ポプラ保育園」を設置・運営するのは社会福祉法人つむぎ福祉会です。本部は東大阪市にあり、障害者支援施設・自営支援施設・保育所を運営しています。

同会は大阪市西区京町堀にて、ポプラ保育園を運営しています。8年前に移転するまでは、西区九条にあったそうです。新設園という形で戻ってきたのかもしれません。

西区は保育所等へ最も入所しにくい区の一つです。特に東部地域（木津川以東）は非常に困難かつ高い点数が必要でしたが、今春は多くの新設保育所が開所した為にやや入所しやすくなりました。

一方、同園が開所する西区西部（木津川以西）は東部よりやや入所しやすいのが実情です。高層タワーマンションや大型ファミリーマンションが無く、保育を必要とする共働き世帯が相対的に少ない為でしょう。

西部地域からの入所者が主となるでしょうが、東部地域からも近い場所です。木津川以東で保育所等へ入所できなくて困っている方にとり、有力な選択肢となるでしょう。自転車を使えば移動は容易です。

重要：6/5まで入所募集中

本保育所は平成30年7月1日の開所が予定されています。開所時の入所募集が6月5日まで行われています。

千代崎ポプラ保育園（西区/7月開所）・くじら保育園天王寺園（天王寺区/8月開所）の入所募集が始まります！

入所を希望する方は、期間内に必ず申し込み手続を行って下さい。やや点数に自信が無い方でも、入所できる可能性はあります。